【ドラマ感想】「カルテット」第5話2017年2月14日放送分(松たか子・満島ひかり・松田龍平・高橋一生・坂本裕二脚本他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
前週の感想はこちら→カルテット第4話感想

■ドラマ感想
 だんな出てきたー!!宮藤官九郎だったー!!なんとなく、もうちょっと屈強なイケメンをイメージしてたー!!!勝てるよー!松田龍平!あなたなら勝てるよー!
 というラストシーンに対する驚きはさて置き、今週も恐ろしかった吉岡里帆。なぜ、あそこまで松を追いつめることができる!?なぜ、あそこまで人の心をえぐることを淡々と言える!?この前家族が出てきたけど、裕福ではないけど、両親もそろって、妹もいて、そこまで捻じ曲がるような環境ではないような気がするけど、何があなたをそこまでの人間にした!?今後、この子にフューチャーする回は訪れるのだろうか。
 そして毎週毎週記憶に残るセリフが数多くある、このドラマだけど、今週はだいぶグサッときたよ。
「志のある三流は四流」だってさ。
もうねえ、怖いよ。まず、自分の実力は三流だって認めるだけでも辛いのに、それでも、プライド持って頑張ろうとしたら、四流に落ちちゃうんだもん。一流は言わずもがな天才でほっておいたっていつか自ずと花開くもの。二流は一流になることを目指し続けてやっていれば、もしかしたらチャンスに恵まれ花開くかもしれない。じゃあ三流は?どう頑張っても一流になる実力はなくて、でも、しがみついてて。一流や二流の人がやらない仕事を仕事と割り切って、ガチャガチャとやって、それで生きていく。でもそんな仕事はプライドがあれば到底やれないものばかり。それをプライドが邪魔してやれないのはもはや四流。その世界で生きる道はもうないということか。でも、三流だって、志持っていつか一流になるんだって踏ん張らないと生きていけないよ。どちらにしろ厳しい世界。毎日毎日自問自答しながら、心をすり減らしながら、夢を見続けなければならない。夢を見るのは楽しいこととのはずなのに、その夢で自分の心が傷つけられていく。でも、頑張るんだ。頑張るんだ!もはや、ドラマの感想ではない。
 それと、満島ひかりはやはり素直な子だよ。あそこまで、悲しめるんだもん。いい演技するよねえ。


■あらすじ(公式hpより)

 東京のマンションで再会した真紀(松たか子)と鏡子(もたいまさこ)。「息子は死んだ気がする」という鏡子に、真紀は予想外の言葉を……。
 そんな中、真紀らカルテットのもとに音楽プロデューサーの朝木(浅野和之)が現れ、クラシック音楽のフェスティバルに参加しないかと誘う。真紀は、そんな舞台には立てないと拒否するが、すずめ(満島ひかり)と諭高(高橋一生)に諭され、恐々としながらも承諾。司(松田龍平)はこのチャンスをものにするため、しばらくはひとりひとりの夢は捨てて、カルテットドーナツホールとしての夢を見ようと提案する。
 
翌週の感想はこちら→カルテット第6話感想
  
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