【ドラマ感想】下剋上受験第1話2017年1月13日放送分(阿部サダオ・深田恭子・山田美紅羽・風間俊介他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧

■ドラマ感想
 深キョンと阿部サダオということで期待は大きかったものの、ドラマのテーマが何とも言えず視聴しようか迷っていたが、なんとか視聴。なぜ迷っていたかというと、自分は学歴は学歴はしっかりしてたんだけど、それを捨てちゃったタイプの人間だからねえ。なんていうか、やっぱり学歴がある人間の方がいい人生を送れる確率が高いよねってなってしまう話だと、心が折れそうになるというか、ダメージを受けるというか。。。
 
 しかし見た!良かった!思っていたほどダメージを受けなかった!やはり、阿部サダオのパワフル感と深田恭子のおバカでも可愛い感がテーマをふわふわっとしてくれていて助かった。今週は、阿部サダオが学歴により、新入社員にあっという間に仕事を奪われ、成果もあげられ、「やっぱ、学歴かなー」となり、それを娘に押し付け受験をしよう!という全体の話の流れの構築で終了。娘に押しつけと言いつつも、最終的には娘自身が勉強したいと言い出してくれているので、親子の中が険悪とか、そういう感じではなく、本当にともに頑張っていきましょうねといった感じ。

 そして、この子役の子の演技がねえ、なかなか。ただ、そのシーンが一番上手だったかというと、サダオの夢の中で、稼ぎの少ない亭主の元、生活に苦しむあまり、窃盗を働いてしまうシーンね。なんか迫真だったよwまあああいう振り切った役の方が演じやすいっていうのはあるんだけどね。

 他の出演者たちにも触れておこう。まずは何といっても深田恭子。一時は真面目な実は賢い役等も演じていたけど、やっぱりこういう、下町感だして、そしてちょっとバカっていうのがよく似合う。かわいい。深キョンはおバカだけど、可愛いっていう役が良く似合う。深キョンが今後如何ほどにかわいさを発揮するかが、このドラマのヒットの是非を問うね。

 エリート新入社員の風間俊介も気になるところ。今週は学歴を全く鼻にかざすことなく、中卒先輩社員の阿部サダオをしっかりと尊敬し、たてる役どころではあったけど、風間俊介がそんなきれいな役柄で終わるとは思えないんだよねえ。どこかで腹黒さをだし、怒涛のように阿部サダオを卑下するような展開があるのではないかと推測。

 後は、サダオの父役の小林薫がどういうポジションなのか。なにか学歴によって不遇を味わったような感じがするが果たして。要潤は安定の冷たいパパ役として真価を発揮してくれることでしょう。

 さてさて、実際どうなんでしょうね、学歴。はっきり言って普通に会社員として人生を歩んでいく気があるのであれば圧倒的にいい大学を出るべきでしょう。いい大学を出たからと言っていい会社に入れるわけではないとはよく言われるけども、いい大学でなかったら、もっと入れないから。そこももっと強調して欲しいなあ。そして、悲しいんだけど、頭の良さも勉強でどうにかならないものなんだよ、残念ながら。塾で少し教えた経験があるので言わせて頂ければ、もう、圧倒的に理解力が違うんだよ。もはや、生まれ持った知能ってあるんだよ。どうしようもないんだよ。ただね、理解力はあるのに、勉強しないと、単純にテクニックを学ぶ機会がないわけだからやっぱりだめで。だれでも勉強は必要。ただ、かけた時間とリターンは雲泥の差。それが現実。悲しい。人生って生まれた瞬間に決まっているんですね。

 さてこの少女はどちらのタイプなのか。親がバカなせいで勉強というもの触れる機会が全くなかったからこその成績なのか、ただ理解力が乏しいだけなのか。機会がないだけ26000人中、25000位は取らないと思うけどなあ。

■あらすじ(公式HPより)
 下町の古い集合住宅に暮らす桜井家は、大黒柱の信一(阿部サダヲ)、妻の香夏子(深田恭子)、小学5年生の一人娘・佳織(山田美紅羽)の三人家族。桜井家は代々中卒で、信一も同じ道を辿った。そして、同じく中卒の香夏子と結婚し、現在は不動産業の熱血営業マンだ。そんな学歴とは無縁な桜井家に、佳織が受験した「全日本統一小学生テスト」の結果が届く。“トンビが鷹を生む”ことを願っていた信一だったが、その結果は散々なものだった。

 翌朝。出勤した信一は上司から新入社員の楢崎哲也(風間俊介)を紹介される。楢崎は物腰柔らかな男だ。そんな楢崎に対して先輩風を吹かせながら教育係を担当する信一だったが、いきなり楢崎に高級物件の担当客を奪われてしまう。楢崎が名門大学出身だったことが一因らしい。学歴が与える将来への影響を感じた信一は、佳織に入塾テストを受けさせようと考えるが、妻の香夏子は大反対する。
 
 数日後、テストの結果を心待ちにしていた桜井家に緊急の連絡が入る。それは、信一の父・一夫(小林薫)が入院する病院からだった。一夫は、病院ロビーのテレビ画面に映るトクガワ開発社長・徳川直康(要潤)を見た途端、突然暴れ出し、テレビを壊したのだという。一夫はその他にも数々のトラブルを起こしており、見かねた病院から強制退院させられてしまう。そんな不甲斐ない父を見て信一は頭を抱える。佳織の入塾テストの結果は最悪で、勧められたのは一番下のクラス。さらに、信一の思い描く高学歴な大学を目指すには佳織の学年や学力ではもう手遅れだと言われてしまう。その帰り道、落胆する佳織の姿を見た信一は、自分と佳織の二人三脚で中学受験を目指すことを決意。ここから中卒の父が奇跡を起こしていく・・・。
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翌週の感想はこちら→下剋上受験第2話感想

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