【ドラマ感想】下剋上受験第2話2017年1月20日放送分(阿部サダオ・深田恭子・山田美紅羽・風間俊介他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→下剋上受験第1話感想

■ドラマ感想
 深キョン可愛いなあ。中卒でもここまでの可愛さがあればどうとでもなるよ。
 阿部サダヲの中卒でも幸せになれるけど、中卒ではどう頑張っても手の届かない、想像もできない幸せのカタチっていうのがあるんだよっていうセリフは確かにだよねえ。まあ、経済的な面は言わずもがな何だけど、それよりも貴重なのは人との出会いなんだよね。高学歴の世界には本当に品性と知性を兼ね備えた人たちがやはり多いし、びっくりするような人間関係を持っている人たちも多いのだよ。そういう人たちと何も持たない一般庶民が対等に付き合うことができるとすれば、それは学生時代に知り合うこと。だって、上手くいけば眞子さまとかとご学友になれちゃったりするわけで。もちろん、自分が出会えて良かったと思われる人間であることの方が素晴らしいことなんだけど、両親が中卒で、ワーキャーやって生きてきた環境で育っている以上、知り合うことで何か想像もつかないことになるきっかけを与える人間にはなれないからね(もちろん一緒にいて楽しいとか、そういう話ではないからね)。
 ただ、深キョンのこの年頃で出会う友達が一生の友達になるっていうのはちょっと同意しかねる。それはあなたが中卒だから、それ以降、毎日顔を合わせる学校という出会いの場を経験しなかったからであって、高校や、大学で出会った人たちの方が、より長い付き合いになっている人たちが多いのではないでしょうか。
 今週の残念な点は、娘がやっぱりちょっと頭がいいっていう設定だったこと。徳川真理亜ちゃんに、あの子途中まではできてたと言わせちゃってるからねえ。塾講師経験者からいえば、できる子はすぐできるけど、できない子はいくら教えてもできない。というか、問題に対する、理解の進め方の思考回路がおそらく違う。で、やり方をほぼ教わったことのない状態で、少しできそうになるっていうのははっきり言って優秀。勉強の習慣が全くなかったから出遅れていただけなのでしょう。なので、今回の基本テーマは偏差値40から上げていくというよりは頭がいい素養があるにも関わらず、環境に阻まれていた子が、環境を整えることによっていつからでも真価を発揮できるよということ。だれでも頑張れば結果がついてくるものではありません。

■あらすじ(公式HPより)
 小学5年生の娘・佳織(山田美紅羽)を学習塾には通わせず、一緒に勉強して最難関中学合格を目指すことを決めた桜井信一(阿部サダヲ)は、書店で参考書や学習ドリルを大量に購入する。そんな計画性の無い信一に、ギリギリで家計をやり繰りする妻の香夏子(深田恭子)はご立腹。香夏子から無駄遣いだと言われ発奮した信一は、佳織との計算テスト対決に挑むが、一問も解けずに意気消沈してしまう。

 そんなある日、佳織のクラスにトクガワ開発社長・徳川直康(要潤)の一人娘・麻里亜(篠川桃音)が転校してきた。佳織は中学受験のためにわざわざお嬢様学校から転校してきたという麻里亜に興味を持つが、そのハイレベルな成績に驚く。そして、佳織が自分の成績に見栄を張ったことから麻里亜にライバル視されてしまう。
 
 数日後、香夏子が参考書の山を返品すると言い始めた。香夏子は信一が本当に佳織の事を思っているのか不安なのだ。危機感を抱いた信一は職場の後輩であり中学受験の経験者でもある楢崎哲也(風間俊介)を巻き込んで勉強に励むが全く解けない。途方に暮れる信一を見た楢崎は、佳織に学習塾の体験授業を受けさせることを勧める。一方、信一の父・一夫(小林薫)は骨折した足は治ったから自宅に戻ると言い出す。そしてリハビリだと言いながら勉強に励む信一と佳織のためにある物を作り始める。

 佳織の受験自体に反対する香夏子を説得し、信一は学習塾の体験授業を受けることに。するとそこに徳川父娘の姿が。麻里亜も同じ授業を受けに来ていたのだ。麻里亜は佳織を無視して教室に入る。その時、信一は麻里亜の父の直康が小学生の時の同級生だということに驚く。小学生時代は友達だった二人だが、いつの間にか大きな差が生まれていたのだ…。信一のモヤモヤした気持ちが晴れぬまま、娘たちの体験授業が始まる。
翌週の感想はこちら→下剋上受験第3話感想

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