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先週の感想はこちら→家政夫のミタゾノ第7話感想
■あらすじ(公式HPより)
三田園薫(松岡昌宏)と花田えみり(清水富美加)が派遣された大きな邸宅。そこは“カリスマ主婦”と呼ばれる富田その子(片瀬那奈)が息子の毅(田中偉登)とともに暮らす家で、その子の夫は10年ほど前から行方不明になったままだった。その子と毅、そして行方不明の夫が3人で写る写真を見たえみりは、その男性が三田園にそっくりなことに驚愕する!
その子との関係が気になって仕方ないえみりは、三田園に「ここの家はもしかして…」と尋ねるが、「赤の他人ね」とあっさり否定されてしまう。しかし、その子が話す“お風呂場のカビを効果的に掃除する方法”が以前に三田園が実践していたものと酷似していたことで、疑惑は確信に変化。むすび家政婦紹介所の結頼子(余貴美子)らとともに、富田家と三田園の過去について探り始める。
なぜ、ミタゾノは家政婦になったのか・・・
なぜ、女装しているのか・・・
なぜ、家庭を壊すのか・・・
ついに、家政夫ミタゾノ誕生の壮絶過去が明かされる!?
■ドラマ感想
最終回でした。そして今週はちょっと難しかった。まず、ミタゾノさんの過去話。もともとゴシップ的なライターだったんだけど、政界の大物の恋愛スキャンダルを偶然掴んでしまったがために、妻と息子の身の危険をちらつかせられ脅される羽目に。一旦は真相を探ることをやめていたのだが、家政婦業をやっていた妹に何気なく、政治家の家に家政婦として入れないかと頼んでしまった。そして、なんとまさかの妹は政治家の家政婦になることに。しかし、しばらくして、妹は謎の事故死を遂げる。そこから、ミタゾノは本当にすべてを捨て、家族を守るために、また、妹の代わりに生きると決め家政婦として生きることに。みたいな感じ。で、そのミタゾノが守るために身をくらませた家族こそが今回の主役、片瀬那奈と息子ではないのかと。
で、最終的に話的には片瀬那奈が待っていた男はミタゾノではない別の男性だったと。まあ、そこは、ミタゾノの後に別の男性に出会い、その男を待っていたと解釈できるんだけど、子供の方は?子供は、ドラマの中で、幼いころ父親と相撲をとった記憶があると清水富美加に打ち明けていて、その相撲をミタゾノと再現して、ミタゾノをお父さんだと思った。だがしかし、最終的に別人なの?あれだけ感動的にやっておいて別人だってなったら、子供の心ぐちゃぐちゃになっちゃうけど大丈夫?だから、なんだかんだ言って本当にこの子の父親なんじゃないかな?とは思ってる。母親は血のつながりはないって言ってたし。でね、さらに最終的にはライターだった過去とかも全部作り話ってことになったんだけど、映像だけ見ると、そこは真実のような演出がされていて、ただ全く明言されてなくて。謎を深めさせて終わった感じ。この終わり方で行くと、ミタゾノはシリーズ化を狙っているとみた。テレビ朝日お得意の1話完結、シンプルに爽快系ジャンルなので、頑張りそうな予感。あと、ココリコ田中と、ミタゾノは全く似てないと思うよ。そして片瀬那奈は色々とこなせる良い女優になったよねえ。