週刊少年ジャンプ「タテの国」2018年8月期ブロンズルーキー賞受賞作がやばみざわ


attenokuni
※画像はhttps://shonenjumpplus.com/episode/10834108156635525727より引用

これまでの感想はこちら→「ジャンプ感想一覧

ジャンププラスに掲載されていて、基本的に新人賞の作品等はあまり読まない方だけど、シンプルなタイトルと、表紙絵に釣られて読んでみたところ、面白い。
面白いというか続きが気になってしょうがない。
だが読めない!
それがこのジャンプルーキー賞の宿命!
たぶん、ここで、たくさん読まれて、評判が良ければ連載に繋がると思うので、皆さんも是非読んで!
 
内容はいたって、シンプル。縦に長い塔みたいなところで暮らしている主人公が、底を知りたくなって、飛び降りるという話。
そして画力はお世辞にもうまいとは言えない。なので、シリアス感が全くない。でも話が面白いから読めてしまう。漫画は話だなと改めて思う。

ストーリーに戻そう。
飛び降りた主人公がどうにか底にたどり着いて話が展開していくのかなと思っていたら、全く底につかない。なんと10日間も落ち続ける。
この時点でかなり、衝撃の展開。もはや、地球レベルの話ではなくなってくる。どういう縮尺の世界なんだと思う。
そしたら、ロボットが現れ、俺は500年落ち続けたとか言い出す始末。もはや物理的な空間であることすら疑うレベルに陥ってきた。
そしたら今度は500年で到達できるところより、さらに上から落ちてきたという少女が登場。(まあ、この少女は最初から登場し、その少女を追いかける形で少年も飛び降りたんだけどね)
しかもその少女のいた場所は空気が汚染されていないとのこと。少年がいた場所も500年分の上下も空気が汚染されている。
もう、こうなってくると、やっぱり物理的に超縦に長い世界なのかと思うが、逆に500年以上ともなると、もう月とかに行けちゃうレベル?の話になるし、でも、空気も重力も存在するって、どう考えても物理的にはあり得ない話にもなってきて、どういうことって感じになる。進撃の巨人のように、実はほぼ現代の人間世界とあまり変わらない設定というのが背後にあるようには感じない。

という風に、どんどん、謎が謎を呼び、え、結局この世界はどうなっている?っ興味がわいたところで終了。
うーん、続き読みたくない?
まあ続き読んだら読んだで、このワクワクするような設定のネタばらしが誰もが納得できるほどのクオリティで展開されるとは到底思えないんだけど、つかみとしては非常に面白かった。
まあ、なので、ここで終わるのがいい漫画なのかもしれない。
でもやっぱり続きが読みたいです。
みなさんもちょっと読んでみて。すぐ読めちゃうから。


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