【ドラマ感想】金曜ドラマ砂の塔知りすぎた隣人第10話【最終回】12月16日放送(菅野美穂主演・松嶋菜々子・岩田剛典ほか)【あらすじ・ネタバレ】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→砂の塔第9話感想


■あらすじ(公式HPより)

 母親たちを震えあがらせた完全犯罪…幼児連続誘拐事件、通称ハーメルン事件が、ついに決着!はたして犯人は誰だったのか?何が目的だったのか?そして、誘拐された子供たちの行方は…?
黄色いカーネーションに込められたメッセージとは?
子供のあつかいに長けているという推理は?
未成年である可能性は?
 すべての謎が解き放たれた時――その真実にあなたは涙する!!
「ハーメルンの犯人を見た」と亜紀に言い残し、突如姿を消した和樹。健一は、和樹を手放さざるを得なくなった弓子(松嶋菜々子)が強硬手段に出て、連れ去ったのではと焦る。そんな矢先…彼らが住むマンションで、黄色いカーネーションが発見された!さらわれたのは和樹なのか、それとも別の子ども―?住民たちに緊張が走る中、生方(岩田剛典)は犯人らしき人物と遭遇!揉み合う中、生方を襲う刃がきらめいた!
 一方、犯人の手掛かりを掴んだ刑事・荒又と津久井は山梨県へ急行!しかし辿りついたのは誰も住んでいない廃村だった。
何故こんな場所に犯人が――?いぶかる彼らを森の中から狙う、怪しい目線…
あらたなる謎に振り回される刑事達はそこで、悲劇と愛に満ちた衝撃の事実を目撃する!
 いよいよ明かされる衝撃の結末…
誰も予想できなかった連続誘拐事件の真相とは…?

■ドラマ感想
松嶋菜々子が結局最後まで、最高にいい母親で最高に強い母親だった。というドラマ。いや、でも最終回も、ひっぱりまくったねえ。もう、このドラマは毎週犯人は誰〜!?みたいな感じで仄めかしたと思ったら違い、仄めかしたら違いと繰り返してきましたが、最終回の中でそれをさらに組み込んできた!いやあ、騙されたねえ。まあ犯人は生方でしたが、これまで見てきた自分としては、一応検討候補には上がったけれど、どう考えても、そんなことしてる時間も余裕も理由もないってことで犯人からは除外してたのだが、生方でしたw
 今週も冒頭で犯人らしき人を生方が追い詰めたから除外したと思ったら犯人っていうね。そして犯罪を犯した理由は母親だったと。認知症の母親がうっかり連れてきてしまった子供が始まりだったと。で、生方本人も母親に虐待された過去があり、似たような境遇を持つ子供を見ると自分と重ねてしまい、連れ去ってきてしまったとな。そしてたとえそんな過去があったとしても、母親を最後まで庇おうとするっていうね。
 このドラマは結局、ハーメルンが誰かとか、こ近所トラブルとかそういったことはどうでもよくは、母親の子供に対する深い愛情と子供の母親に向ける愛情がテーマなのだったと思う。
 そして途中から、一番幸せになって欲しかった松嶋菜々子がなんとか、救われる形のエンドになってくれて本当に良かった。
「産んでくれてありがとう」
その一言があればこれからもずっと前を向いて生きていけるのでしょう。
自分は母親になったことがないので、こういう母親の気持ちって全くわからないけど、なんだか羨ましく思う。それにしても父親の存在感のないことといったら。だってココリコ田中は和樹の血の繋がった本当の父親のはずなのにね。やっぱり、男の存在なんてそんなものなのでしょう。女性は強い。
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