【ドラマ感想】「大豆田とわ子と三人の元夫」(主演:松たか子、松田龍平、岡田将生、市川実日子ほか)【あらすじ・視聴率】


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今期最高のドラマ。坂元裕二脚本にハズレなし。
この前雑誌の記事で、かごめが急死して、かごめの葬式のあと、かごめの家でとわ子が冷蔵庫にあった材料でちゃちゃっとご飯作って食べるシーンがあるのだけど、あの何気ない料理、ちゃんとフードスタイリストが入って気合入れてメニュー決めてたみたい。そういうことしてるんだなーって。それほど印象には残ってないんだけど、あのシーンのあの料理は確かに何か生きる感じがしてた。ざくざくとした調理過程やとわ子のほう張り方に力を感じたよね。
それは前の感想で、今週はオダギリジョーの回。もうね、仕事とプライベートで完全に接し方を変えるという発言に痺れた。それまさに自分だって。終業して、一歩会社の外でたらそこから完全に変えてるの。まあ変えるのもしんどいんだけどね。でも変えないといつまでも仕事が続いている気がしてダメなんだよね。あー、こういう人いるんだって思った。まあオダギリジョーは仕事も完璧にできる人見たいんだから、ちょっと自分とは違うのかもしれないけど。
そんなオダギリ演じる小鳥遊に好意を抱くとわ子。周りからは最後の恋なんて言われるけど、恋なんて一生するもんなんだよね。っていうかとわ子いくつよ。40歳ぐらいかな?綺麗だから成立するのかな。綺麗かどうかは置いておいても自分の見た目に気を使わなくなった人は恋愛から離脱するものなのかな。とわ子は綺麗にしてる上に3人の元夫たちからも未だに好かれているからね。もてもてです。
そのわりに小鳥遊にはなんだか恋愛初心者のような距離の詰め方をするとわ子。口紅を変えたことに気づいてもらえないぐらいでちょっとがっかりしちゃったりと初々しいったらありゃしないよね。
小鳥遊は小鳥遊で本当に恋愛初心者。そんな初心者がバツ三の女性に向かっていくとはなかなかやり手。まあ初心者だからこそ向かっていけるのかな。そしてもういい年齢なので、恋愛の仕方も若いことは違うしね。それにしても17歳から31歳を介護に費やしてしまった人生は本当にせつない。自分もその年代、まあ普通には暮らしていたけど、まあ友達もいたけどはっちゃけることもなく、恋愛はなんだか遠い存在で過ごしてしまっていて、今はあの時代何してたんだろうって強く強く後悔してる。
でも小鳥遊31歳から本当にゼロからのスタートしてあのポジションを手に入れたわけだから、自分も今からだって全然頑張れるよね、と思わせてくれる今週でした。


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