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■ドラマ感想
最終的に綺麗すぎるエンド。
不正を知ったもこみちの行動が完璧すぎてなんとも。不正をリークする行為は確かに不正している人間と同様。それを正せる、もしくは意見を言える立場にいるのなら、正面切って訴えかけることが先決ということか。実際、企業の内部リークの話はよく聞くけど、匿名でしてることがほとんどなんだろうな。そういう人は正義感ももちろんあると思うけど、自分自身が不正を知って隠したままにしておくことのできない罪悪感を軽減させるための行動なのかもしれない。もちろん、知って何もしない人間よりは圧倒的にましだけどね。
はい、本筋とずれました。もう、完璧なハッピーエンド。ハッピーエンド過ぎて何も言えません。ただ、国民が政治家に求めることは政策うんぬんよりも、誠実に国政と向き合いますっていう姿勢だということが、暗に示されているような気がして。ちょっと考え過ぎか。そうなんだろうけど。ラスト、3年後にもこみち君と結婚しちゃうのはどうかと思うし、そのスピーチのために長谷川京子が戻ってきちゃうっていうのもどうなの。そして最後のスピーチでも「今すぐに、まっすぐに」を使用。別にそこまでいいと思わないけど、このスローガン。とりあえず、八千草薫はいい味出してたよね。
■あらすじ(公式HPより)
選挙戦が本格化する中、厚志の妻・恵里(安部萌生)が倒れる。翌日には決起集会が予定されているが、危険な状況が続く恵里のそばを離れることができない厚志。そんな彼をただ見つめることしかできないこと葉の前に、久美が現われる。久美の言葉で決意を固めたこと葉は決起集会の会場へ向かう。一方、和田は、黒川と医師会の間の不穏な空気を感じ困惑する。こと葉たちの言葉は届くのか。言葉の力で人の心を動かすことができるのか?