【ドラマ感想】「視覚探偵 日暮旅人」第2話2017年1月29日放送分(松坂桃李・濱田岳・多部未華子・北大路欣也・シシドカフカ他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→視覚探偵日暮旅人第1話感想

■ドラマ感想
 矢田亜希子きた。つい最近、ふと矢田亜希子のこと思い出して。何か女優さんみててちょっと矢田亜希子の面影を感じたからだったかな?で、あれくらいいいところまで行った女優さんでも不祥事で一気に消えてしまうものなんだなあとか思ったら、出てきたwただ、一応メインゲストではあるんだけど、役柄としては悲しげ。でもその役柄が本人と境遇とも少しダブって見える部分もあって、なんだかよりいい味を出してた。
 「他の人より、真面目に頑張ったり、サポートしてあげたりして生きてきてたのに、急に不幸に貶められる。こんな自分が幸せになるにはちょっと悪いことして他人を不幸にするしかないよね」なんて思考回路、ちょっと共感できる。まじめな人間が損ばかりするような出来事に何度も出会ってきた人間は、自分だって人に迷惑かけたとしても得する側になりたいと思ってしまうのは必然。それを実行に移すか移さないかなんて紙一重。今回はその行動が人よりちょっとぶっ飛んでいたってだけで。
 それにしても、先週と違って今週は一気にダークサイドに落ちていった感じ。矢田亜希子は当然の如く恐ろしいし、今野浩喜はさりげなく被害者ぶってるけど、相当恐ろしいからね。2階に住んでいる人の生活音を盗み聞きして、勝手に愛情をもつってストーカーの典型的なパターンでしょ。この人も一歩間違えれば矢田亜希子のような行動をとっていたということね。今野はそういう、どんな人でも一歩間違えれば犯罪者的なメッセージを込めるための人物だったのだと思う。
 あと、栗原類はもうなんだかすご過ぎて何も言えない。最初気づかなかったしw
  

■あらすじ(公式hpより)

 5歳の時にある事件に巻き込まれ、過酷な環境で監禁されていたことが原因で視覚以外の感覚を自ら拒絶するようになったという日暮旅人(松坂桃李)。保育士・陽子(多部未華子)は、20年前に自分の保育園で起きた誘拐事件の被害者で思い出したくても思い出せない謎の初恋の相手・たぁ君が旅人だったのではないかと思い始める。しかし、旅人の主治医・榎木(北大路欣也)は、旅人は未だに過去を封印しており、無理な詮索は旅人の精神を崩壊してしまいかねないと忠告する。
 一方、旅人のもとには、シングルマザーの宮川恵理(入山法子)が2日前から行方不明の5歳の娘・さくらを探して欲しいとやってくる。事件の難しさから失明を心配して止める雪路(濱田岳)を尻目に、5歳児の誘拐と聞いた旅人はいつになく事件に肩入れし、依頼を受ける。手掛かりを探すため、さくらが暮らすアパートの住人、矢口凜子(矢田亜希子)と狭川(栗原類)から事情を聴く旅人と雪路だったが2人にはアリバイがあった。そこで、さくらの失踪以来姿を消しているという隣人・江園(今野浩喜)の部屋に入った旅人が目の力で視たものは、盗聴に使っていたと思われるコップと本棚の植物図鑑、流しの下のドッグフードからの“強い執着心”だった。同じく事件を追う刑事・増子(シシド・カフカ)の邪魔が入り、重要な手掛かりが得られないものの、旅人は江園の部屋の天井のあたりに視えたあるものが気になっていた……。
 翌日、灯衣(住田萌乃)が「ファミリー」と名付け可愛がっていた近所の野良犬がさくらのアパート前に現れる。その首輪にくくりつけられていたのは、なんと行方不明のさくらが身につけていた指輪……!さくらからのSOSを察知した旅人は雪路とともにファミリーを追い、急いでさくらの居場所を探す。
 その頃、陽子と亀吉(上田竜也)は、事件にかかりきりの旅人に代わり灯衣の世話をしていた。しかし、ファミリーが保健所に連れて行かれるという噂を聞いた灯衣が外に飛び出し、3人でファミリーを探すことに。
そして、一頭の野良犬・ファミリーをきっかけに、捜査線上に意外な人物が浮かび上がる……!!
翌週の感想はこちら→視覚探偵日暮旅人第3話感想

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