【大河ドラマ感想】真田丸第44話「築城」11月6日放送分感想(主演堺雅人・脚本三谷幸喜・大泉洋・木村佳乃・長澤まさみほか)


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■あらすじ(公式HPより)
幸村(堺雅人)は、大坂城の最大の弱点となる南側に出城を造ることを思いつく。しかし、同じことを考えている男がもう一人いた。さて、織田有楽斎(井上順)と大蔵卿局(峯村リエ)は、牢人(ろうにん)衆を決して信じようとしない。豊臣家の態度に業を煮やした又兵衛(哀川翔)と勝永(岡本健一)は、大坂城を出ると言い出す。しかし、そのとき秀頼(中川大志)は…。一方、信之(大泉洋)の命を受けて松(木村佳乃)が大坂に向かっていた。

■ドラマ感想
今週はしびれた。
冒頭、あれ?今日はオープニングの前に少し話を挟み込むんだと思いながら見ていたらいつの間にかラストへ。そしてついに真田の出城真田丸完成!というところでいつものオープニングスタート。
かあああ、そういうことかああ。
このドラマのタイトルである、真田丸がこの44話という終盤にてやっと登場したということを際立たせるための見事な演出。
何が見事って、今回の大河、普段ならオープンニングの前に少し先週の引き継ぎのような話を1分ほど挟み込むのが慣例だが、今季はそれをしていなかったので、単純に仕様変更していただけかなと思っていたら、今日の演出を際立たせるための長い長い伏線だったということか。
三谷幸喜がプロデューサーと色々と打ち合わせをしていたんだろうなあ。
今週はそれほどギャグパートがなく、シリアスに展開。
漆にかぶれる下りは面白かったけどね。今野浩喜の完全にやる気のない演技はもはや職人技でしたw
あとは今週はやはり竹内結子かなあ。母として口出ししないと言いつつ、しっかりと口出ししてるんだけど、最終的に秀頼が歯向かって自分の意見を押し通されたことに、微笑むっていうね。一見それだけのように見えるんだけど、全てはそういう風に秀頼が母親を離れ、豊臣の主としての自覚を持ちしっかりと自分の判断で物事を決めることができるようにさせるために仕向けていたといった感じでしょうか。自分の思い通りに息子が成長したという喜びの微笑みだったような気がします。

余談ですが、今週も藤本隆宏の腕がセクシーでしたね。っていうかなんでこの人いつも鎧来ても腕だしてるんだろう。。。
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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧


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