週刊少年ジャンプ2017年33号感想(2017年7月15日発売号)ワンピース20周年記念号!


jump2017071633

※http://plus.shonenjump.com/ext/wj.htmlより引用

これまでの感想はこちら→「ジャンプ感想一覧
前回の感想はこちら→週刊少年ジャンプ32号感想
翌週の感想はこちら→週刊少年ジャンプ35号感想

今週はワンピースが20周年記念号ということで、連載開始の表紙のルフィと今のルフィが共演です。昔と比べると、まず麦わらの色がより麦わらっぽくなったことと、ハイライトの入れ方、目の大きさが一番変わったかな。表紙裏で尾田さんのコメントが掲載されているんだけど、なんていうか、尾田さんの狙い通りルフィのことを幼馴染みたいに思えているひとっているのかな?なんていうか、両さんはどこか親近感を湧く人っていると思うんだけど、ルフィはどうなんだろうね。ちょっと世界観が現実離れしすぎなのと、19歳っていう設定もねえ。両さんはある意味20年読んでやっと同じ年齢(実際には違うんだけど)になり、なんだかんだ両さんがはちゃめちゃやりたくなる気持ちも同じ社会人をへて理解できるっていうか。
 個人的にはだんだん微妙になってきてしまったワンピースだけど、今でもファンが多いのは事実だし、これだけ書き続けられるのは素直にスゴイとは思うのでおめでとうと言いたいです。あ、付録の将棋はあざといなと思いました。


ワンピース

 ルフィたち知ってたんだ。玉手箱が爆弾だってこと。知ってた上で教えないっていうのは相当な悪党だね。城が倒れるほどの爆発だもん、もし、普通に結婚式で開封されてたら、その場にいた全員死んでたでしょう。なかなか怖いことだよね。
 そして案の定、この爆発に託けてみんな逃げれたわけですが、当然追ってもあるわけで。ただし、そこで、今度はママの禁断症状が発動。人食いですね。冷静に考えて、少年漫画で人が人を食べるという展開をのっけているのって相当危険な禁忌につっこんでいる気がするんだけど、もはや大御所尾田さんに文句言える人間はいないのでしょう。これでルフィたちはみんな逃げおおせて終了か。


尾田さんとの思い出漫画 島袋光年

 まあ、同期で仲良かったんだなあという印象は受けたんだけど、未成年売春で有罪判決受けた事実はなかったことのように語るんだね。たけしを5年間書いたって言ってるど、打ち切りだから。自分の犯罪で打ち切りにしたからね。まあ、その後復帰できているのでそれ以外の人間性は悪くなかったということでしょう。さわやかにまとめているけど、こういう印象しかもてない。作家辞退は目だっちゃだめだね。

約束のネバーランド
 こういう展開かあ。鬼と人間の住み分けねえ。わからなくはないけど、こうなってくると色々と疑問が湧き起こってしまうのも事実。
 まず、そもそもなぜ和解したのか。はっきり言って、鬼の力は尋常じゃないでしょう。野良鬼みたいなやつでさえあれほど巨大で凶暴な上にそれを一撃で倒す上級の鬼の能力は千年前の人間にはどうしようもないんじゃないかな?まだ火薬のない時代であればどうしたって太刀打ちできないと思う。まあ、数の優位性ということはあるかもしれないけど。そして停戦を提案したのが人間っていうのがあれ。つまり鬼の完全な駆逐は無理という判断を下したということでしょう。
 だって、順序として、まず、人間は鬼に食われるもの⇒崇拝の対象⇒一部に反逆者⇒多くの鬼を殺す⇒鬼が人間に対して憎悪っていうことはだんだんと人間の力が強くなってきたような展開にも関わらず、停戦ということは人間に対し食料以上の感情を抱きだした鬼はもはや手に負えないと思ったのではないかなと。しかも、その際に一定数の人間を鬼に提供するなんていう恐ろしいことまでして。
 そして二人はその話を聞き希望を見出したみたいだけど、残酷な事実でしかないと思う。まず、そうまでして1000年も守られ続けた秩序を崩壊させえない行為を人間側が受け入れるわけがないので、この二人がたとえ人間側の世界に入れたとしても追い出されるはず。まあ100歩譲ってミネルヴァさんが権力者で子供15人ぐらいなら養護施設などあるだろうし、どうとでも隠せるかもしれない。でも、それで、この二人は満足なのかな?確かに顔見知りの人たちは救えたけど、あの農園にはまだたくさんの子供たちがいて、それを見殺しにしたという事実は消せないし、今後もそういった子供たちが生まれ続けるという事実も動かしようがない。うーん希望どころか、絶望しかないんだけど。鬼と人間が争っている、もしくは反発心を持ちながらも服従しているという展開の方がありきたりだけど良かったのではないかな。

鬼滅の刃

 なんだか拠点が蝶屋敷になって嬉しいね。やっぱり鬼の被害も人口の多い都市部に集約するだろうから、ある程度本部に近いところで完結してしまうのかも。そして、ちょいちょい一人で鬼退治をしているっていうのもいい。毎回毎回生死をかけるほどのバトルだとさすがに体がもたないもの。炭治郎ぐらいにパワーアップすればそれほど危機にならずとも倒せる鬼も多くなってきたはず。
 そして来ました派手柱。今週で、カナヲちゃんとアオイちゃんの関係性が判明したね。おそらく、アオイちゃんの方が先に隊員にはなったものの、やっぱり怖くて、戦いに行けず、後から隊員に合格したカナヲの方がつぐ子にはなったものの、基本的には先輩だから、対等というか、そんな感じなんだろうね。そして、カナヲちゃん、炭治郎のことを思い出し、少し自分の心のままに動けるようになったね。悲しむアオイを行かせたくなかったんだね。わかるよ。えらいね。そして、アオイちゃんはなかなか辛い運命を背をっているのね。隊員になった以上、戦いに行かなくてはならない。でも、いけない。しのぶさんはやさしいから色々と理解して、後援を任せることにしてはいるものの、他の柱も上官であるから、その上官が行けと言われたら行くしかないのか。しのぶちゃんがいないときはなかなかピンチね。
 遊郭と聞いた時善逸のみ反応が違うのがなかなか可愛らしいです。

ハンターハンター

 今週はラストの作者コメントにもあるように、謎の付け足しが。というより、ワンピース20周年記念の企画ね。麦わらが隠れております。でもよく見てみてるとDr.STONEでお馴染み相対性理論の運動方程式E=mc2とか、銀魂の犬とかも書き足されております。なにこれ?富樫さんの趣味かな。とりあえず、Dr.stoneのことは評価していると見た。
 さて、本編、当然そのまま応戦するのは今後不利になるとみて冷静な判断をするクラピカ。そして母親に覚悟の問いをした段階で、もしかしたら、ワブル王子にも認められたのかもしれない。正確にはまだそんな判断ができないワブルに変わって守護霊獣がクラピカを使えると判断し、信頼関係を結んだ可能性がある。そうなると、来週当たり、ワブルの守護霊獣の姿が見えるはず。他の守護霊獣が本人の意思に関係なくお披露目されているので、ワブルだけ見えないのはおかしいとは思っていたんだけど、これが、ワブルの守護霊獣の能力だとしたら納得。守護霊獣自体が認めた相手以外には姿を消す能力というものが備わっている可能性がある。
 まあそんなことはさて置き、衝撃の事実が判明。クラピカのエンペラータイムの制約が判明!!!たしかに、いくら特殊能力系だとしても、当初からチート感があった上、さらにチート感が向上したこの能力、一秒につき一時間寿命が縮むという制約があれが大分納得。一気にバランスが取れた。っていうか、1日変わり続けたら、10年寿命が縮むって恐ろしいよね。この前のヨークシン編ではトータル一日ぐらい使ってたんじゃない?そりゃ数日寝込むよ。寿命10年縮まったんだもん。まあその分老けるとかいう感じではなくてよかったけど。
 そして、このイルカちゃんの能力もそのためにこれだけのハイスペックをもたらせることができたと。あ、ちなみにこのイルカちゃんって昔オフィスソフトを開くとふよふよしてた鬱陶しいイルカがモチーフだよね絶対。だって、いちいちうるさいもんw
 で、まず、能力を奪っている間は強制的にエンペラータイムは発動させられるうえ、奪った能力を解析してしまった場合、その能力を発動できなければずっと発動状態になり、死ぬと。確かにジョイント型等の場合、自分一人しかいない場合だと発動のしようがないしね。ただ、発動できないほど難易度の高い能力っていうは今のところそれほど多く出会ってないので、リスクはあるものの、そこまで高くはないといった感じか。
 そしてそんな、優秀すぎるクラピカに続々と王子たちが関心を持ち始めどんどんピンチに!?まあ、ベンジャミンからの電話はおそらく、さらにクラピカを試すものとみるべきか。他の王子たちもまだ、クラピカを敵とするには時期尚早なので、多少電話は待ってくれるものとみるが果たして。ここで、ワブル王子の守護霊獣が一活躍してくれるかなーとも思っている。
  

という感じで今週の感想は終了。また来週~

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