週刊少年ジャンプ2017年4・5合併号感想(2016年12月26日発売号)僕のヒーロアカデミア人気投票結果発表号!


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これまでの感想はこちら→「ジャンプ感想一覧
先週の感想はこちら→週刊少年ジャンプ2・3合併号感想 

ごきげんよう!
今年のジャンプはこれまでと違って新年1号、2号と出た後合併号だったのが、今年は1号のあとすぐ、2・3合併号が出てて、あー変わったんだー的にさりげなく思っていたら、これって出版業界が年末商戦に参入したっていう、結構な大ごとだったみたい。たしかに年末に商売しない業界ってもはや出版界だけだったのでは?慣習って怖いよね。それだけ商業機会を逃してたってことでしょう。まあ、いいや、年末にジャンプ読んでお正月でわちゃわちゃしていれば一蹴飛んでも気が付かない!いいんじゃないの~♪
 
とりあえず表紙なんだけど、先週がジャンプ連載陣のワンピース仮装だったので、対になっている今号はなにかなあと期待していたらまさかのノー仮装っていうね。もうちょっと頑張ってみては?せめてお正月の衣装にするとかね。ペアにした意味ないじゃん。

僕のヒーロアカデミア
 はい今週は人気投票結果発表!ひとまず順位と得票数を記載。

1位 爆豪勝己   3020票
2位 緑谷出久   2217票
3位 轟 焦凍   1795票
4位 相澤消太   943票
5位 切島鋭児郎  722票
6位 オールマイト 521票
7位 耳郎響香   446票
8位 飯田天哉   331票
9位 麗日お茶子  292票
10位 蛙吹梅雨   309票

という感じ。いやあ、かっちゃん一位は意外。しかもデクに結構な大差をつけて。個人的にはかっちゃん大好きなんだけど、みんなはデクが好きかと思ってた。もしくは轟君。いつの時代もちょっと悪い奴っていうのがあこがれの対象になるんだろうねえ。1ページ目でトップテン逃したメンバーが順位の下がり具合とかでいじけている描写あったけど、トップ3がダントツ過ぎて、下の方は得票数はわからないものの、団子なんだろうねえ。峰田が不人気キャラだと思ってたら本当に人気なくてちょっとウケたけど。っていうか、この子達の名前変換しずらい!!!もう!
 で、本編の感想は、なんだかかっちゃんの気持ちよくわかるよ。デクが陰でいかに努力していたとしても、オールマイトに力をもらうというヒーローなら最も喜ばしい様な、しいて言えば働いてないのに、宝くじで10億当てて、コツコツ生きてきた人一気に追い抜いてしまうような、なんだかやるせない寂しい気持ちなんだと思う。環境に恵まれている人間を見ると、自分が不遇だと、よりまっすぐな目で見ることができなくなってしまうものだから。

ワンピース
 最悪。最悪の展開だよこれ。尾田栄一郎最悪。ここまでどうなるんだろうとせっかく期待を持って読んできたのに、台無し。だって、プリンが実は悪役で、麦わら一味を嵌めていたっていう展開は、一番楽だもん。しかも、ヴィンスモークも潰そうとしてたとか、ひどすぎでしょ。楽しすぎだよ尾田。才能なさすぎでしょ。ここは、プリンは良い子で、サンジは海賊つづけたいけど、こんな良い子のプリンが死んでしまうような目にあうことだけは避けなければならない、どうしようってなって、それをどう解決するかが読みたかった。また、ヴィンスモーク家からの呪縛から逃れる方法も見出してほしかった。それに対し、ルフィはどんな大人の決断のするのかも期待していた。それなのになんだよこれ。バカでしょ。ルフィもあの場から一歩も動かないとか言ってたのをもう完璧に忘れて、プリンを殴りに行こうとしているみたいだし、もうアホ過ぎ。こんなの、ヴィンスモーク家VSビッグマムVS麦わらって構図で決まりジャン。しかも、麦わらとヴィンスモークは一時的に手を取り合う可能性すらある。もう、なんだこれ。せっかくの20周年突入イヤーがしょっぱなからごみのような展開になってしまった。

 
キャンバス 仲間りょう 新作読切

 仲間りょうって浮世絵風を書かないとこんな感じの絵になるんだね。以上

鬼滅の刃
 泣いた。もうね。この作者は淡々とした描写で人の心をえぐるのがうますぎる。塁にもあんな過去があったんだね。丈夫になりたかったんだね。ただ、皆のように普通に歩けるようになりたかったんだね。しょうがないよ。子供だもん。そのための手段を間違ってしまったとしてもそれは仕方のないことだよ。私は塁の選択を責めることなんてできない。でも、きっと塁の両親のように、どうしていいかわからないくなると思う。だから塁の両親のことも責められない。誰も責められないよ、こんなの。そして、塁に殺された母親の最後の言葉が丈夫な体に産んであげられなくてごめんねって、もう、号泣です。私は号泣です。そして、最後の最後で炭治郎が温かい手で触れてあげるのが、もう何とも言えない温かい気持ちにさせてくれて涙はとめどなく流れてしまう。そして地獄に落ちる塁のことをずっと待っていて、一緒に地獄の業火に焼かれる運命を背負ってくれた両親の愛情の深さにまた号泣。塁も最後の最後の報われて良かったね。家族のこと思い出せてよかったね。うんうん。その感動のやり取り、そして全身に傷を負っているにもかかわらず、鬼への思いを語る炭治郎のや紗しい強さにまた感動。そして、最後に柱どうしの意見の対立による激突という一気に胸のあつくなる少年漫画らしい展開。もう素晴らしい神過ぎる。尾田栄一郎に吾峠さんの爪の赤でも煎じて飲ませてやりたい。

という風に今週は近年まれに見る最高の傑作と最低の駄作が掲載され合うという年末にふさわしいのか相応しくないのかよくわからない号になりました。
まあ、もう、他の感想は良いです。
では皆さま良いお年を!!!
次週の感想はこちら→週刊少年ジャンプ6合併号感想 
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