【ドラマ感想】連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~第9話感想12月17日放送(主演:吉田羊・永山絢斗・三浦友和 ゲスト:江波杏子ほか)


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コールドケース感想一覧はこちら→「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」
先週の感想はこちら→コールドケース第8話感想

■あらすじ(公式HPより)
 神奈川県内で3人の男女児童の箱詰め死体遺棄事件が起こる。百合たちは本木の指示により、46年前に起きた、本件と類似した未解決事件を再捜査することに。森の中で身元不明少年の箱詰め遺体が発見されたこの事件は、当時、世間を震撼させた。そんなとき、捜査一課に差出人不明のトランクが届く。中には46年前の身元不明少年の情報提供願いのビラと写真が入っていた。写真には、「聖母・子供の家」という文字が写っていて……。

■ドラマ感想
 時代って、怖いね。新薬開発の治験と称した人体実験まがいのことが行われていたということか。体罰もしかり。っていうか、体罰って100歩譲って、両親ならいいと思うのね。もちろん、虐待とかは別だけど。どうしたって、一緒に暮らしているわけだし、サポートができるからね。でも、教師とか、今回のシスターのように、不特定多数の人と関わる人はやっぱりやっちゃだめだよ。その当人同士の信頼関係だって、難しいし、一生面倒見るわけでもない、まわりの子供たちへの影響もある。そんな状況で体罰を行うほどの緊急を要する案件って何かある?まあ、ナイフ持って暴れる子供を力ずくで止めたとかなら許されるかもしれないけど、そのくらいのレベルでない限り暴力で状況を打破する選択はありえないよね。
 さて、話がずれましたが、効果のわからないような、危険性の高い治療で子供を死に至らしめてしまったことがこの事件の本筋でありましたが、子供の母親でもあるシスターはね、悪くないよ。難しい。知らずに信じきってしまっている価値観っていうのは絶対にある。今でこそ、色々な情報を得られる時代になって、偏った思想に陥りにくくはなっているけど、やっぱりある。ましてや、あの時代の情報源は限られていただろうにね。それよりも、逃げた父親はなんなの?超意味わかんない。元看護婦がどちらも死んだからいいでしょうって話してたから、完全にとんずらしたわけではなく、むしろその後も研究に復帰したのだろうね。その後の人生はわからないけど、一生悔やみ続け、研究に邁進していてほしいと願う。
 ただね、この事件謎だらけなんだけど。そもそもの子供連続殺人事件の犯人は誰?そして当時の写真とトランクを送り付けてきたのは誰?という問題。全く解決してないよね。次回が最終回でまたユースケ・サンタマリア出てくるから、もしかしたら繋がってるのかな?とかも思ったりしてるんだけど、来週のあらすじ読むとちょっと違う感じもあるんだよねー。うーん、どうなんでしょう。来週全く触れられないとなんだか消化不良な感じになってしまう、今回の事件。ただ、あのトランクに関しては回想シーンで、母親の持ち物ということはわかったので、彼女の罪を知る関係者が、彼女の死後、警察にすべてを明らかにしてほしいという思いで送ったと考えれば納得はできる。もしくはあのシスターが送ったのかもしれない。子供を供養してあげるために。キリスト教は全ての罪を許してあげる宗教でもあるからね。
 事件とは関係ない部分、吉田羊の妹について。あちゃー、あれは本当に悪い女だね。平気でうそをつける。もう、呼吸するように嘘をつき、そして相手の心に入り込み、傷つける。そして本人はそこまで悪いことをしている感覚がない。悪女ここに究めりといったところ。っていうか永山絢斗も彼女自殺した直後だからってあんな女になびいてしまうのは本当にどうかと思うよ。
翌週の感想はこちら→コールドケース第10話(最終回)感想

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