【ドラマ感想】木曜劇場『Chef~三ツ星の給食~』第6話感想11月17日放送(天海祐希主演・遠藤憲一・川口春奈ほか)


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→Chef第5話感想

■あらすじ(公式HPより)
光子(天海祐希)が1品しか出せないという屋台のメニューに選んだ鴨のコンフィは、999円という価格、二流の鴨の欠点を感じさせない洗練されたカレー風味が受け、大人気となっていた。
同じ頃、篠田(小泉孝太郎)は、三ツ星レストランの味を手頃な値段で楽しめる新店舗「ネオ・ビストロ・ラ・レーヌ」のオープンを控え、メニューの最終調整をしていた。そこへ、新人スタッフが光子の鴨のコンフィを購入し持ってくる。シェフの奥寺(豊原功補)とともにそれを食べた篠田は、想像以上の美味しさに衝撃を受ける。
 一方、荒木(遠藤憲一)が作った給食の献立に、オニオングラタンスープがあると気づいた光子はテンションがあがる。自分にとって特別な一品だという光子に、荒木は高級食材を作ったスープではダメだと警告。しかし光子は、三ツ星レストランのレシピとまったく同じで給食の予算にはめられる上に、絶対子供が大好きな味だと、と自信満々。すると、晴子(川口春奈)が、子供の好みに関心のない光子が作るよりはるかに美味しい、特別なレシピで作るオニオングラタンスープを知っていると言った。光子は、自分のオニオングラタンスープを食べたら、その考えが変わる、と余裕を見せるが、晴子は絶対に変わらない、と譲らない。
 翌朝、晴子が調理室に入ると、光子がスープの下ごしらえをしていた。そこに漂ういい香りは、長時間煮込んだ特製ブイヨンのものだと光子は教える。その後、光子がスープについて解説するうち、晴子の顔が曇り、やがて、怒りをあらわにするように。そんなことには構わず、光子は絶品のオニオングラタンスープを完成させたが…。

■ドラマ感想

 気づいてなかっていうのは本当かな?きっと知ってたんだと思うなあ。
料理人と母親の両立っていうのはやはり厳しいものがあるよ。特に修業時代なんてね。
普通の仕事との両立ってレベルではないからね。子供のことを考えたら、働いていたとしてもどちらかが仕事より家庭に比重を置かざるを得ない。料理人ならそれは無理だし、旦那さんは旦那さんでプライドと辞められない仕事があったんだと思う。親戚に料理人の女性いるけど、あれだけ修行して雇われだけどしっかりしたところ料理長してた人が結婚で辞めてしまったからね。。
それにしても、最近親子愛の物語が多くない?30代から50代の女性にターゲットを絞ると単純な恋愛よりも親子愛の方がぐっとくるものがあるのだろうね。かくいう私もじーんときてしまった。まんまとプロデューサーの罠にはまってしまっているわけで。
それにしても、親子のわだかまりが解けるまでに時間かかったなあ。これで来週からもうちょっと自然に絡んだ展開にはなるようで。それならもう少し早くわだかまりを取ってあげた方が川口春奈ちゃんが活躍できたのに。ただ、本筋の星野シェフのフランス料理界追放から再起の流れを考えるとここ辺りになってしまうのは必定。だと、するとこのエピソードはやはり蛇足思える。ということはやはり、昨今の家族愛をドラマに組み込んだ方が視聴率が取れるという制作側の判断で脚本家にこういった展開を入れるようごり押ししたのではないかと推測。まあ良かったけどね。
来週はそろそろ遠藤憲一と一緒になってお店だしちゃうような方向に進みだすのかな?

翌週の感想はこちら→Chef第7話感想


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