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■ドラマ感想
待望の第2話。ひとまず、松田龍平も満島ひかりと同様の依頼を受けていたという可能性は消えた。ただし、松田龍平も偶然ではなく必然であの場所にいたということが判明。最初にあったのはまだ大学生だった頃だとか。その後3回偶然街で見かけて、4回目、結婚式場で見かけた後。ストーカーになったと。松たか子、普通にストーカーじゃんってつっこんでたけど、軽くつっこめるレベルを超えた重度のストーカーな気がする。。。だって、3年間、ずっと居場所を追われてたってことでしょ?どのくらいの頻度で後をつけたり探ったりしていたのかはわからないけど、少なくとも、行きつけのカラオケ屋さんを知ることはできるレベルではつけていたということ。それに対し、松たか子はストーカーされていたということよりも、偶然が必然であったことにショックを受けてしまった模様。ぬか喜びって嫌よね。ただね、それぞれは結局必然だったかもしれないけれど、あのタイミングで4人が出会えたことはもう、偶然だよ。運命だよ。そして、そのまま4人でカルテットができるってことは奇跡的に素晴らしい出会いには違いなかったと思う。
まあそんなところはさて置き、今週は大人な恋が表面化しましたね。特に松田龍平。いいよねえ。別に恋愛対象ではなかった異性の友達に結婚すると報告され、なんとなく動揺、そしてなんとなく不快感を感じるわけだ。松たか子のことが好きだったけれど、その彼女のことも嫌いではない、むしろ好き。ただ熱烈に求める対象ではなく、一緒にいて居心地がよい程度の。そして、本命の松たか子に完全に拒否られて傷心した心をその居心地のいい女友達で埋める。そして結婚まで申し込む。女友達も松田龍平のことが好きだから寝る。しかし結婚はしない。「おしゃれなカフェはちょっと遠くて、行きたいと思ってもついつい近場のカフェに行ってしまう。そこも十分美味しいので満足はできる。」松田龍平の行動をしっかりと理解した上での行動。そういう恋愛。大人の恋愛ねえ。近場のカフェぐらいに好いてもらっている友達なんていないよなあ。そしてこの30を超えたあたりっていうのは性欲的なものが女性が思っている以上に男性は個人差が出る時期なんだよね。基本受けていれば問題ない女性と攻めなければならない男性は年齢的な変化により非情に戸惑うんだ。松田龍平は全く問題なかったようだけどね。ただ、これですっきりと関係を終わらすことができてしまう、この女友達って恐ろしいね。結婚する人が知らぬ間にこんな別れをしていたのかと思うと、嫉妬でおかしくなりそうだよ。おかしくはならないけど、そんなことを受け入れられる器のある男性は少ないんじゃないかな。それとも自分がまだ子供なだけで、世の大人たちはあれを受け止められる器を持っているということ?
恋ってもれてしまうもの。そうだよね。そういうものだよね。
■あらすじ(公式hpより)
真紀(松たか子)を監視するために、カルテットに加わったことが判明したすずめ(満島ひかり)。 依頼主である鏡子(もたいまさこ)に経過を報告に行くと、そもそもカラオケボックスほか二人がいたことにも、何か理由があったのではないかと疑問を持ちはじめる。
いつものように同僚の結衣(菊池亜希子)とカラオケに行った司(松田龍平)。 そこで結衣から、「私、多分結婚する」と聞かされる。突然の結婚報告に、戸惑いを感じる司。
さらに結衣は、結婚式の際には司らカルテットに演奏をしてほしいと依頼する。
煮え切らないまま家に帰った司は、3人に結衣から依頼された話をする。
仕事の依頼でもあるのに、後ろむきな態度をとる司に疑問を持った諭高(高橋一生)は、「これは行間案件だ」と言って司を追及し始める。
翌週の感想はこちら→カルテット第3話感想