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WOWOWとのコラボレーションドラマ。これで、WOWOWはTBSとモズを、日テレと銭形警部を、フジテレビとこの犯罪症候群を、という風に民法キー局をすべて抑えに来ているのが分かる。第一弾だったモズの評価が素晴らしかったからこそのこの結果だろう。そもそもWOWOWのドラマは昔から評価が高かった。それをいかにWOWOWを見ていない層に訴求するかが課題だったのだが、これはいい解決方だったと思う。今のところはずれ無しだし、WOWOWの加入者も増えているからこそ、続いている企画なのだろう。
ということで、今作も第1話も見る限り非常にピリッとしていて、WOWOWらしい仕上がりだった。これまでの土ドラとも少し違った、真面目な作品。
まず、玉山鉄二がいい感じに脂がのってきたなあという印象。これまではまだ、イケメン俳優枠だったのが、このドラマで悲壮感をしっかりと演じられるところまで来たかという印象。無駄にイケメンに仕上げなかったのがよい。ほうれい線や疲れた顔がよい。それに比べて谷原章介の若々しいのなんのって。お互いに同じ苦しみを背負った人間とは思えないほどの見た目の差!まあいんですけど。
そしてなんといっても、要潤!この人は最近良い人が多かったので、ここに来て悪役。しかもだいぶイっちゃてるかんじの悪役。似合う。なんだかんだ言ってこの人は悪役顔であり、悪役をやってこそ映えると思われる。その要潤に利用されるミムラの可哀想なことと言ったら。親の介護のために、大好きだった仕事をやめ、友人からは保育園のつてをあてにされた電話。唯一心を救ってくれるメル友はまさかの中2感漂う犯罪者。もうこれ、ミムラが救われることはあるのでしょうか?そんなことが気になる第一話。
それにしても、この少額の誘拐事件って実際に起きているものなんでしょうかね?常態的に起きているかは別にして、おそらくこういう事件があったからこそ立ち上がった企画なのでは推測できるので、世の中には色々な犯罪があるものだなあと感心。
今週の視聴率5.8%
翌週の感想はこちら→犯罪症候群第2話感想
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