述部の中心となるものを、「述部動詞」といいます。少し難しい言い方をしていますが、いわゆる「動詞」とほぼ同意です。
動詞は目的語をとるか、補語を必要とするかによって、自動詞、他動詞に分類されます。動詞によって自動詞、他動詞が決まっているわけではなく、場面によって変わってきます。
①自動詞
動詞の中で目的語を取らないものを自動詞といい、自動詞の中で補語を必要としないものを完全自動詞、必要とするものを不完全自動詞と言います。
◾️完全自動詞
I run.(私は走る。)
The cat cried.(猫が泣いた。)
◾️不完全自動詞
I run fast.(私は早く走る。)
The cat cried silently.(猫が静かに泣いた。)
fast,silentlyが補語。
②他動詞
動詞の中で目的語を取るものを他動詞といい、他動詞の中で補語を必要としないものを完全他動詞、必要とするものを不完全他動詞と言います。
◾️完全他動詞
I like you.(私はあなたが好きだ。)
The news surprised him.(そのニュースは彼を驚かせた。)
you,himが目的語。
◾️不完全他動詞
His smile made me happy.(彼の笑顔は私を幸せにした。)
He found the map useful.(私は役立つ地図を見つけた。)
happy,usefulが補語。
ここでは動詞にも種類があるのだなということが分かればOKです。
以上1-3「述語動詞とは?」でした。
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参考文献:ロイヤル英文法(旺文社)