【ドラマ感想】連続ドラマW さまよう刃 第4話2021年6月11日放送分(主演:竹野内豊ほか)【あらすじ・視聴率】


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第4話。先週で秘密を知った石田ゆり子に何かしようとするのかと思わせておいて、何もしないという冒頭。まあここは予想できたよ。長峰の心理として、関係のないものに危害を加えてしまったらこの行動の大義が揺らいでしまうからね。それはしないはず。
さて、映像を見た石田ゆり子は長峰に協力を申し出る。子供を失った親の悲しみに同情したのでしょう。しかも子供は肺炎に気づかずに亡くなったということで、自分がもっと早く気づいて入れば、何かしてあげれていれば子供は死ななかったのにと後悔し続けているんだろうね。石田ゆり子の場合はその負の感情をぶつける相手がいなくて、おそらく、旦那さんにその気持ちが少しぶつかってしまったんでしょう、それで離婚なのかな。そのぶつけようのない後悔の気持ちを長峰は犯人を殺すことに向けている、その行動が理解できてしまうから、長峰の思うように行動させてあげようと思ったんだね。しょうがないよ、そう思ってしまうのは。
しかも長峰と少ししか接していないけれど、その柔らかい人間性に触れ、そんな人間がこれほどまでにひどいことに向き合わなければならないという残酷さに同情したのかもしれない。少しでも救いたいと思ったのかもしれない。
さて、警察の方もそれなりに優秀なので、もう石田ゆり子のペンションまでたどり着く。そして、長峰も少年から犯人の居場所のヒントを得る。さて、どちらが先に犯人にたどり着くのか。というところで次週。くあああ、待ち遠しい。
それと、犯人の少年だが、結局母親の愛に飢えていた故の犯行といったバッグボーンが見え隠れしていて、なんだかなーと。ただただ理由のない純粋な悪というものもこの世に存在すると思うのだけど、それだと、物語として厚みが足りないのかもしれないね。まあ、いくら、母親の愛情不足というバックボーンがあったとしてもこの少年の行動はやはり悪が強い。悪の定義の話はまあいいよね。一緒に逃げた少女は生きていてほしいなあ。


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