【ドラマ感想】「イチケイのカラス」第8話(主演:竹野内豊、黒木華、新田真剣佑ほか)【あらすじ・視聴率】


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ここに来て感想。
なんだかんだ先週が最終回的なのりじゃない?って勢いだったので、今週はさらなる巨悪へつながる話をやるのかなと思いきや、ただの箸休め回。
テーマは万引き。病気だから仕方がないねえ。病気ってどこまでなんだろうね。
ギャンブル依存症やアルコール依存症の上での犯行だとすると情状酌量の余地がついたりするものなのだろうか。
それに巻き込まれた方はたまったもんじゃないよね。
さて、今回の事件はなんとなく綺麗にまとまったけど、万引きを繰り返す母親は病気であるというなら、治るまで相当かかるのでは?万引きで執行猶予付きとはいえ有罪を受けた事実は消えないわけだから、当然小学校で噂は広がるだろうし、義理の母親はこれまで介護してもらっていたのに、もう離婚した方がいいって早々に発言してるあたり、今後もどう考えても嫁に対する態度は良くないはず。そんなストレスフルな環境で、旦那の海外単身赴任がすぐ終わるとも考えられないし、逆に、会社に事情を話して、海外赴任を早々にやめて戻ってきた場合、確実に出世コースが外れ、その歪が少しづつ妻に対する不満として現れてくると思うんだよね。本当にできた旦那なら、ここまで妻が追い詰められる前に気づくはずだし、義理母同様、早々に離婚しようかなんて提案持ってくるはずないもの。
この妻は前途多難です。
先生の方だって、さすがに旦那が殴ったという悲劇的展開は避けられたけど、万引きしてけがした妻を罵倒し、記憶をなくしたことをいいことに平気で自分の都合のいいように嘘をでっちあげる人間が、これからの老後、夫婦仲良く暮らしていけるとは思えない。子供もいないっていうしね。繋ぐものが本人同士だから、厳しいんじゃないかな。
まあこの二つの夫婦に共通していることは妻が旦那を一方的に愛しているということかな。若い方は言わずものがなで、先生の方も旦那の嘘をかばう行為をしていたわけだから好きなんだと思う。こういう熱量が平等でない夫婦っていうのはつらいね。片方がすごい好きで結婚して、その関係性がなぜか永遠と続いてしまい、本来なら好きという感情はそう長く続かないはずなのに続いてしまっている。違うな、好きという感情がうまく薄れず、依存という形に変わっていってしまったんだろうね。その依存を好きと勘違いしたまま何年も過ぎてきてしまったが故に起きた事件だったのかなと思う。
っていうか黒木華ちゃんはさっさと新田真剣佑とくっついて欲しいんですけど。竹野内豊は確かにかっこいいけど、かなりの大人だよ!!まっけんの方が絶対いろいろ楽しめるはずです!


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