※画像は公式HPより引用
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もう、毎週言ってる気がするけど、せつない。
今週は今シリーズの中で断トツでせつない。
何この結末。悪い人間誰もいないじゃん、今回。
萩原聖人だって、悪くない。イラク派遣の後遺症のせいで、精神的に不安定になって、それが花火の音でパニックを引き起こしてたまたま矢田亜希子を突き飛ばしてしまっただけ。
これって事故だよね。でもなんで警察呼ばなかったんだろう。
まあ状況から考えて、自分が殺人犯にされる可能性はあったので、そうなってしまうと、息子は完全に一人ぼっちになってしまうから、その可能性を消すために現場から立ち去ったのかな。まあ、今回のケースがどうして未解決になったのかは全く謎だけどね。だって、確実に近親者っていうのは捜査対象に加わるし、離婚しそうだったなんて話は捜査してればわかりそうなもの。車いすでの移動なんて目に付くから誰かしらの目撃証言も得られるのが普通だと思うんだけど。
今回息子はどんな気持ちなんだろうね。自分が再捜査してなんて言わなければ、真実が明らかになることはないけど、こんな悲しい現実を知ることもなかったし、父親が逮捕されることもなかった（たぶん不起訴で帰ってくるとはお思うけど）。
そして、結局PKO派遣後自殺した人たちはやっぱり派遣が影響だったんだよね。特に名言がされることはなかったけど。
このドラマはその事件の起きた時代背景にあった社会問題を取り上げつつ、ある程度の問題提起だけして、特に結論をつけることなく、フェードアウトしていく感じが、良いともとれるし、もやっと感を残すということで悪い方にもとれて、難しいところ。まあバランスなんだけど、今週に関してはあまりにもこの家族が不幸すぎるのでなんらかのペナルティが政府側にもあってほしかったなあという印象。
以上！
