【ドラマ感想】「カルテット」第7話2017年2月28日放送分(松たか子・満島ひかり・松田龍平・高橋一生・坂本裕二脚本他)【あらすじ・ネタバレあり】


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前週の感想はこちら→カルテット第6話感想

■ドラマ感想
 とりあえず、生きててよかった。吉岡里穂ちゃんはなにか相当お金に困っているという設定なのだろうか。確かに裕福そうな実家ではなかったけれど、家族がみんな健康であれば、泥棒してまでお金を確保しようなんてところまでは到達しえないと思うけど。
 まあその件はなんとか無理矢理お互い様ということでさらっと一件落着させるあたり、上手いなとは思いつつ、問題は松たか子の方よ。宮藤官九郎も。あれが人殺しちゃったってなった時のリアルな行動なのだろうか?自分が全く体験したことないので、完全にただの想像でしかないんだけど、パニックにはなると思う。もう、このまま死んじゃおうかなって気分にもなっちゃうと思う。と、すると宮藤官九郎の行動は割と自分と似た感覚の行動ということか。だからすんなりリアリティあるなって思えたのかも。殺人後のリアリティがなんななのか全くもって知らないにもかかわらず。松の、コンビニ強盗だったら、自首しようってなるけど、殺人だったら逃げようっていう発想も冷静なようで冷静ではない感じがさりげなく表現されていてよかった。
 殺人の話はそのくらいにしておいて、夫婦の話だよ。松たか子がかわいそうでどうしようもない。だって、お互いに好きで結婚したのに、最終的に片思いになって振られるって、こんな悲しいことある?
「好きです、付き合ってください!」「ごめんなさい」でも結構落ち込むのに、好きで結婚して、なのに振られるってもうどうしたらいいかわかんないよ。こういう夫婦の終わり方ってあるんだね。お互い好きで結婚して、まあ、なんやかんやで恋愛感情は無くなるけど、家族としての情みたいなものができてきて、なんだかんだ夫婦を死ぬまで続けてしまうものだと思ってた。で、離婚する場合はDVとかがあったり、別に好きな人ができたり、一緒にいるとなぜか喧嘩ばかりになったり、そんな感じ。ただただ片方は好きで、片方はただただ、もう好きではないというただそれだけで離婚するの?自分と一緒に幸せになろうじゃなくて、相手の幸せを願うことが離婚につながるものなの?結婚って難しいね。
 あと、好きな人に抱かれたいっていう感情はなんだかよくわかるなあ。性欲的な話ではなく、愛情を確かめたいという話。


■あらすじ(公式hpより)

 なぜ、すずめ(満島ひかり)は縛られていたのか?
なぜ、有朱(吉岡里帆)が別荘へ来たのか?
その真相が語られていく……。

そして、真紀(松たか子)・幹生(宮藤官九郎)夫婦の選んだ結末とは…!?

終わりの始まりーー。
激動の第7話をお楽しみに!!
 
翌週の感想はこちら→カルテット第8話感想
  
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