週刊少年ジャンプ28号感想(2016年6月13日発売号)ハンターハンターが衝撃号!


20160611jump28

これまでの感想はこちら→「ジャンプ感想一覧

表紙と巻頭カラーはハイキュー。なかなか渋くていい絵をかいてるんだけど、ちょっと演出に凝り過ぎて滑ってる感もある見開きかな。そして、今週のこち亀イラストは矢吹健太郎先生。自分のキャラも一緒に描く当たりの自己主張、嫌いじゃないですが勘違いしてるんだろうなあ。で、巻末コメントで秋元先生が「桂正和くん、麗子のパンチラ画ありがとね」ってなってるけど、これ載せる号間違ってるよねー。きっと次週は桂先生のイラストでしょう。そして今週はワンピースとワールドトリガーが休載。ワンピは休載頻度多くなってきちゃったよね。映画のお仕事やるのもいいんだけど。。。ワールドトリガーはもう、筆者書くのもネームも遅そうなので毎回死にそうになりながら書いてるんだろうなと勝手に推測。

はい、では本編の感想。ネタバレ有だから気を付けて!

◆ハンターハンター
 あまりに衝撃だったので、ひとまず、ハンターの感想書かせて!
ヒソカ生きてた!というか、一回死んだけど生き返った!死んだら強まる念の効力を利用して自分の心臓と肺のマッサージをしたみたい。死後強まる念って割といろいろ使えるものなんだね。ただ、実際に死後強まるのかどうか、そもそも発動するのかどうか、実際に死なないとわからいというリスクはあるのだろうけど。ヒソカも一か八かみたいな様子だったし。むしろ発動すればラッキーぐらいの感覚だったのでは?
 死因が窒息死だったのも幸いしたよね。爆発による死亡なら心臓と肺をどうにかしても仕方ないし、そもそも心臓と肺が残っていたかもわからない。ただ、酸欠による脳の損傷はどうなのかなという思いもあるけど、死んだら発動がこのタイミングだったということはぎりぎりまで瀕死で生きていたと考えることもできるかな。あとはマチと1対1になった場面での発動したというのも富樫さんにしてはご都合主義なところ感じなくもないけど、念には個人の感情みたいなものが色濃く反映されるものなので、一応大好きなマチと1対1になり、マチが念能力で縫合してあげようとしたからこそ発動したと考えることもできるので意外と納得できた。愛する者のキスで目覚めるみたいな乙女チックな展開。ああいう話も無意識的な念能力だったみたいな。念解釈の汎用性すごいなw
 あとは首の損傷が激しいという描写が、人形は首を取りに来るという設定をないがしろにしていない富樫さんらしくていいなと思う。
 はい、ヒソカの生き返りも衝撃と言えば衝撃だけど、やっぱり心のどこかでヒソカがここでリタイアするはずはないという思いもあったので、一応予想の範疇。そんなことよりも衝撃なのはシャルナークとコルトピがヒソカに殺されてしまったああああああ!!!!
 ヒソカもクロロレベルの人間を相手が完全に準備をしきった状態での対戦は厳しいと判断した模様。なので、旅団員は出会ったらその時点で全員殺すことに方向転換。その最初の餌食にコルトピとシャルナークが。コルトピは基礎力は高いだろうけど、戦闘向きの念能力ではないので、いままで死んでて、満身創痍のヒソカにも関わらずやられてしまったのは致し方ない。残念なのはシャルの方。
 たぶん、本当に直接対決したら、こんなあっさり終わらなかったはず。描写はないけど、さすがに先制の一撃では何とか死ななかったとは思う。まあ、それでやられてたのかもしれないけど。ともかく、まず、死んだと思っていたはずのヒソカが歩いて出てきたという理解しがたい事実。そして目の前にコルトピの生首。この時点で冷静な精神状態は崩壊し、念能力を維持に歪みが出る。さらに、シャルの刺せば誰もがコントロール可能な携帯とアンテナを所持していない。そこで先制の超ダメージ。もう無理だよね。でも、シャルの能力ってよくできてたなと思う。携帯とアンテナが実物だからこそ、刺したら誰でも支配可能になるっていうある意味チート能力が実現できてるんだろうね。アンテナが念能力だとここまで絶対的にはできなかったはず。で、話戻るけど、アンテナ持ってないから自分のリミッター解除の能力も発動できないし、どうしようもないよね。
 っていうかシャルは好きなキャラの一人だったのにもう退場とか悲しすぎる。
そして旅団はカキンのお宝と盗みに行くということで、これはもう暗黒大陸に全員集合という趣ですね。一般人の渡航者も募っているところが味噌で、これならゴンが参加してもおかしくないし、キルアは当然、アルカの秘密のために乗船するしで、もう全員集合だこれ!

はい、ひとまずハンターのみの感想!残りはまた後日更新予定!

感想続き~
◆ハイキュー
 この主人公の無鉄砲ぶりがちゃんと注意されるところはいいね。でも、やっぱり参加できちゃう流れなんだねー。そしてやっぱり影山がいないと輝けない日向という部分がクローズアップされる時が来たかー、という感じ。

◆鬼滅の刃
 もう、1ページ目から面白すぎるんですけどw主人公のちょっと真面目だけどおバカなやり取り、そして、「囮にして逃げましょう」発言に普通にドン引きする珠代さま、すかさずの「冗談です」。素晴らしすぎるでしょこの展開。
 そんなギャグ描写で始まったと思ったら、ネズ子の家族の死に際の場面を脳裏に甦させるという胸が締め付けられる描写。もう、展開のジェットコースターや。敵の攻撃を受ける主人公の感想が「痛い、かなり痛い」という非常にリアリティのあるもの。なんかすご過ぎるよ。拳銃で撃ち抜かれても、いつの間にかダメージがなくなるような適当展開じゃないの。ただ、痛いという攻撃を受けただけだからこそ、次の反撃に移れるという非常に当たり前なのに斬新な展開。致命傷を受けたら普通に死ぬ。だからこそ、すべての攻撃を丁寧によけていくというスタイル。いいね。ただ、その迫力不足をいくらでも再生可能な鬼の方で残虐な描写をしっかりとねじ込んでくるというバランスの良さ。吾峠呼世晴恐るべし。

残りもまたあとで。

感想さらに続き
◆ブラッククローバー
 あの、シブメンとイケメンは親子だったのかあ。なんだかときめいてしまうのは私だけでしょうか。
さて、ここに来てアスタ様の弱点がきちんと明記されたわけだけど、そもそもこの世界って筋トレみたいな概念あったんだろうか。敵さんのマッチョ感は強化魔法というより、筋トレの成果だよねー。あと、強化魔法でアスタ以上の体術の攻撃に弱いって言われてるけど、以前、団長クラスですら解除に手こずっていた洗脳魔法を剣の柄でこつんとするだけで解除したことを考えると、いくら体を強化したところで、一瞬でも剣に触れてしまうと解除されてしまうわけで。やっぱり弱点無くない?巨大な石を投げつけられるのはアスタ様が苦手っていうか、相性が良くないとほとんどの魔法使いが避けるしか選択肢ないと思うし。一応飛ぶ斬撃とかあるアスタの方が対応力ありそう。避けるための身体能力も高いし。

◆食戟のソーマ
 うわあ、ここに来て急にクッキングパパとか美味しんぼ的なみんなもできるお料理テクニック紹介漫画みたいになってすごく嫌。それと結論なんだけど、色々な味やもの知ることはもちろん大切だけど、この人たちの目指す料理は芸術であり、驚きだから、ただシンプルに満足感を与える料理はやっぱり違うんじゃないかなあと。ソーマ君は衣食住としての食に重きを置いて、薊さんはそれとは別次元の娯楽としての食の側面に重きを置いていると価値観の違いであって、つまりは歩み寄れることはなさそうだなとね。

◆ニセコイ
 全ての謎が判明しましたね。でも、まあなんていうかさあ、この時大好きだったのはわかるんだけど、ほぼみんな忘れていたわけでしょ。その程度の思いだってことでしょ?どうなの?自分も幼稚園ぐらいの時に好きだった子なんて名前とか顔もほぼ思い出せないし、再開してもその時好きだったからもう一度ときめくことなんてないし、そんな話ではなく今誰を好きかってことが重要なわけで。
ということなので、最終的に千棘を選ぶと思います。

◆ブリーチ
 先週からいいたかったんだけど、イチゴ、どう考えてもダサいよね。そして案の上織姫ちゃんは自分を防御してるだけっていうね。今さら卍解ってなってるけど、そうか、新しくなってからは初めてなのか。あとは、すべてが見えるという凄そうな能力が、実は見えないこともありますよーみたいな、格下げによる解決方法はイチゴの見た目以上にダサいなと思いました。

以上!!
また来週!


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