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■ドラマ感想
最終回
なんだか心地よい終わり方だったね。
ちょっと心地よすぎかなーといった感じもしたけどw
まず、小雪は妥当だよね。不倫に早々に終止符を打ち、お見合いなどもしてみようかなと、これまでより恋愛に前向きになってきた。サバサバしているように見えて泥沼にはまっていくみたいな表現されていたけど、結果として一番サバサバしてたね。
続いては香。結局元サヤに戻ると。苦労するだろうねえ。おそらく涼ちゃんは今後も香のこと大事にするとは思うけど、浮気はちょいちょいすると思う。そういうタイプの人間はずっとそうだから。そこをどのくらい香が許容できるかってとこだけど、セカンドでもいいかって思ってた香ならやっていけるでしょう。まあ、紐ではなく、成功したバンドマンだから最悪お金は引き出せるしねw
最後に倫子。早坂さんに振らせたのはなんだかなー。倫子は悪くないけど、早坂さんが子供っぽいかな。早坂さんのことを倫子が好きだということは事実で、一緒にいると楽で相性がいいというのも事実。ただ、鍵谷君にときめいちゃって恋しちゃっているというのも事実。でも鍵谷君への思いはそのうち褪せていくだろうし、もし付き合ったとしても人気急上昇中の俳優と結婚なんてできるわけない。ということを早坂さんもいい年なんだから頭の中で整理できているはず。それなら、ここで、別れを切り出さないで、少しづつ自分のことをもっと好きになってもらえるように尽くしていくのが大人の恋愛なんじゃないの？どうなの？私も恋愛なんて最近全然してないからもうわけわかんなくなってきてるけど、そういうもんでしょ？ましてや結婚のことまで考えているんだったらどう考えてもそっちでしょ！？その辺り倫子は割り切って早坂さんと生きていこうと思ってた。偉いよ。さすが。もちろん、しばらくは鍵谷君への思いを引きずるかもしれないけど、そんなもの時間が解決してくれる。だって、絶対早坂さんは優しいもん。それで満たされていくはず。なのにねえ。
そして最後の告白ね。なんで告白した？まあ告白するのは許せるけど、そのあと、鍵谷君の「俺も好きだって言ったら？」に対するあのとぼけた顔が微妙。だって、告白するっていうことはもしかしたらあいつも自分のこと思っててくれているかもという考えがあったってことでしょ？あの表情からは微塵もその感じがなかった。
幸せの形は人それぞれで、自分が幸せだって思えればそれでいい。確かにその通り。結婚がゴールじゃないのも充分知ってる。世間の慣習や常識に飲み込まれちゃだめだ。自分の幸せを見つけて前を向いて歩んでいこう！みたいな感じのまとめで、結構同意だったけど、これってそういうドラマだったけ？まあドラマはそうだったのかもしれないけど、原作はちょっと違ってたと思う。まさに、結婚だけが幸せじゃないよね、今は仕事が楽しいし、女同士でいつまでも女子会開いて愚痴言い合っている人生もありだよねって思っていたはずの女性が急にやっぱり結婚したい、誰かと一緒に生きたいって思ってしまう33歳ね。幸せの形なんてそれぞれだよって言ってたのになぜか結婚したくなってしまう女性の悲しさ。子供を産みたいとか思っていたらなおのことだし、やはり、男性とはちょっと結婚というものにかける思いっていうのは違うかなあ。
話は脱線しましたが、全体的に毒的要素がだいぶさらっとして、シンプルな恋愛ドラマに帰結してしまった感は否めませんがそこそこ楽しめたので良しとしましょう！坂口健太郎がMVPです。
■あらすじ（公式hpより）
亡き妻の七回忌で義父から「娘のことは忘れて、自分の人生を歩いて行きなさい」と言われたＫＥＹ（坂口健太郎）。 心の支えをなくしボロボロになったＫＥＹの姿を見た倫子（吉高由里子）はそのまま放っておくことができず、家に連れ帰って一晩泊めてしまう。
早坂（鈴木亮平）に嘘をついてまでそんなことをしてしまったことを後悔しながらも、ＫＥＹに心惹かれている自分に気づいた倫子。 だが、その気持ちには蓋をして、なかったことにしようと決意する。
そんな中、改めて婚活をスタートさせていた香（榮倉奈々）の前に、元カレ・涼（平岡祐太）が現れる。 「彼女と別れた。もう一回ちゃんとつきあいたい」という涼の言葉に、揺れる香…。
一方、丸井（田中圭）との不倫関係を終わらせたはずの小雪（大島優子）は、街で偶然、子供を連れた丸井と遭遇してしまう…。
