※公式HPより引用
その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
前回の感想はこちら→犯罪症候群第1話感想
思いのほかあっさりと捕まった。要潤が用意周到かと思っていたのに、こんな簡単に捕まるとはなあと思っていたら、案の上、警察が証拠をねじ込んできたということか。玉山鉄二がこういった裏の捜査の手法に直面しながら、どこまで自分を保つことができるのかが、このドラマの見どころなのかも。
ミムラちゃんは結局救われたのか救われなかったのかわからないね。現実が辛くて厳しいという事実は全く変わりがなくて、偽りだった救いが無くなり、自分で向き合わなければ前を向くことはできないっていう結論は辛すぎるよ。玉山鉄二の妹を殺されその犯人を殺そうと思ったというのはあくまで、その時点で終わったことで、時間が解決してくれる可能性はあるけど、ミムラちゃんの介護の問題はこれからも現在進行形で何年続くかもわからない。また同じように死んでほしいと思うこともあるだろう。それって、玉山鉄二より、よっぽど残酷なことじゃない?それに自分だけで向き合えって、難し過ぎるよ。玉山には家族もいて、前職の同僚もいて、多くの人に支えられているけど、ミムラは一人。こうやって文章にすればするほど、ミムラの置かれている現状が悲しいものに思えてきた。
自分が誘拐の片棒を担いでしまったという事実をしり、深くきづつき、救われたと思っていた人物には裏切られ、よく、最後に笑顔を見せることができたなと思う。逞しいよ。逞し過ぎるよ、ミムラ。
そして、事件は解決したかに見えたが、渡部篤郎が追っていたのは別の人物だった模様。渡部が追っている事件はなんなのか。一つの事件を3話程度の時間をかけしっかりと描き、かつ次の事件にもつなげるとはなかなか重みが出てよいよね。失敗するとただ冗長なドラマになるだけだけど、まあまあ成功しているんじゃないかな。
今週の視聴率2話3.1%、3話3.0%
翌週の感想はこちら→犯罪症候群第4話感想
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