【ドラマ感想】「刑事ゆがみ」第2話2017年10月19日放送分(浅野忠信、神木隆之介、稲森いずみ、山本美月ほか)【あらすじ・視聴率】


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※公式HPより引用

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録画してた初回に続いて第2話をみたんだけど、このドラマやばいね。
超面白い。
浅野忠信の正しい使い方はこれだよね。キムタクと安っぽい嫉妬に悩む医者役なんてやってる場合じゃないよ。

浅野忠信が特段できる感じを演出するわけでもなく、かといって必要以上に問題のある刑事でもなく、ちょっとだけ強引でちょっとだけ抜けてて、ちょっとだけセクシーっていうもう完璧すぎてやばい。

そしてゲストが超豪華。初回の杉咲花ちゃんがすばらしかったよねえ。もう、この女優は天才だよ。背が低いのだけがちょっとかわいそうだけど、もう、本当にいい演技してくれる。ビシビシと強い思いが伝わってくる。
テーマもまた、重たいよね。たくさんある。痴漢がベースにあるんだけど、本当にそれぞれの立場の人間が出てきていて。痴漢の冤罪で父親が自殺した少女、その恨みを痴漢したものに向け冤罪を生み続ける展開、過去に本当に恐怖するほどの痴漢被害にあったからこそ、冤罪を生み出すような人間に制裁を加えるという正義。そしてその実行に確かに喜びを感じてしまっている、杉咲花の一瞬の表情が見事だった。

でも、今どき本当の意味で痴漢にあう人いるのかなとも思う。そういう電車ってある程度わかるから避けるものじゃないのかなあって。まあ、でもうっかり乗っちゃうことはあるか。お互いに楽しんでいる人も一定数いるんだろうね。だからいなくならないんだろうなあ。まあ、ひどい話ではなる。

話がそれた。
で、第二話に関しても、またまた重いよねえテーマが。中学生の初恋の先生と再会して恋に落ちるという展開。そしてその先生は実は40過ぎで処女という展開でもある。だからこそ、中学生だった時の彼にちょっとした恋心みたいなものも抱いていたんだろうねえ。そして若い彼の方も中学生の時からずっと彼女への愛が尽きることはなかったんだろうねえ。だから若さゆえの性欲で彼女はいたけれど、心はここにあらずといった感じだったのかなあ。愛だよねえ。
その後の二人がどうなったかを明確にしないところが憎いよねえ。

とにかく、浅野忠信が本当にさりげないんだよね。そこが本当に良い。主演なのに出しゃばらない。あくまでゲストが生きる脚本であり、演技なんだよ。久々に良質のドラマだと思う。

また来週! 

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