【ドラマ感想】下剋上受験第9話2017年3月10日放送分(阿部サダオ・深田恭子・山田美紅羽・風間俊介他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→下剋上受験第8話感想

■ドラマ感想
 桜葉以外受けさせないって、最後の最後に、親のエゴが出てきてしまってがっかりしている。そもそも桜葉がすごいっていうことを知っている人がどのくらいいるかっていう話で。中学受験をする人たちはもちろん知っているかもしれないけど、阿部サダオ達のような中学受験に縁のない人たちは知らないし、例え知っていたとしても、どのくらいすごいのかは知らないわけで。
 ただ、言っていることはなんとなく、わかる。やっぱり東大出身っていう単語の破壊力は他の大学だと出せないわけだからね。ただ、それこそ、将来を考えるのであればここまで、頑張ったんだし、桜葉以外でもそこそこの私立に行かせた方が圧倒的に良いでしょと思う。だって、そもそもが中学受験とかする人がほぼいないような地域っていう前提だと、その地元の公立中学いったとしたら、意識の低い子達が多くいるわけで。もちろんそういった環境に身を置いていても、勉学に勤しめば問題ないけど、今以上に思春期真っただ中に突入し、色々な誘惑も多くなっていく中で、それを維持するのは相当大変だと思う。それなら、そこそこの私立中学に入れて、大学進学は当たり前の環境下に身を置かせる方が、よっぽど子供の将来のためにはいいと思うけどなあ。なぜ、その判断をしてあげなかったんだろう。
 まあ、それは置いといて、阿部サダヲは結局のところ、優秀だったんじゃないかなと。ただ、勉強する機会に恵まれなかっただけで。だって、中学受験までの勉強のカリキュラムを計画だって決めるって相当なスキルがないとできないと思う。環境って大切なんだね。教育熱心な親の元でも伸びない子供がいるのは事実だけど、教育熱心な親の元なら、もっと伸びた子供も確実にいるから、そう考えると、親の経済力やらで、勉強する環境が変わってしまうという事実は何とも可哀想だなと思う。
 で、受験の結果は恐らく残念な結果になると予想。でも、ここで、頑張った経験はこれから確実に生きると思う!ってな感じで終了とみるが果たして。

■あらすじ(公式HPより)
 2016年12月。中学受験本番まで2カ月を切った。信一(阿部サダヲ)との1年以上にも及ぶ猛勉強で佳織(山田美紅羽)の偏差値は60を超えたが、まだ目標の桜葉学園には届いていない。信一は合格を信じて入学願書の手続きなどの受験準備を進めるが、保護者面接の練習のために呼び出した楢崎(風間俊介)から今の偏差値では桜葉には受からないと言われてしまう。そして、合格の可能性を上げるためにも別の中学受験を提案される。
 その頃、香夏子(深田恭子)は会社の上司・長谷川(手塚とおる)から受験が終わるまで有給休暇をとる事を許可される。信一は佳織の担任教師のみどり(小芝風花)に頼み、3学期の授業を休ませる約束を取り付けた。これで信一と佳織は受験勉強だけに集中し、ひたすら桜葉学園の過去問を解くだけの環境が整った。しかし、ここへきて佳織のモチベーションが下がってしまう。桜葉の問題は難しくて解けないが、レベルを少し下げた問題はすらすらと解ける。だから簡単な方に逃げてしまう。佳織の心には「桜葉じゃなくてもいいのではないか?」という逃げの気持ちが膨らんでいった。それを知った香夏子は佳織を小学校へ連れて行く。久々に会った同級生たちに背中を押され、一夫(小林薫)のアドバイスも得て、佳織は信一と共に桜葉学園合格へ向けラストスパートをかける!
 そして迎えた2017年1月31日。受験前夜、すべてのカリキュラムをやり切った信一と佳織は清々しい表情を浮かべていた。

翌週の感想はこちら→下剋上受験第10話(最終回)感想

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