【ドラマ感想】「日曜劇場99.9」第1話2018年1月14日放送分(松本潤、香川照之、木村文乃、青木崇高、藤本隆宏ほか)【あらすじ・視聴率】


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※公式HPより引用

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シーズン2!榮倉奈々が海外で経験積むとかいうわけわかんない理由で外されたのが納得いかないけど(おそらく本人が子育て優先で連ドラの仕事は断ったんだと思うけど)、その他のキャストはなかなか。
公認の木村文乃も破天荒な主役に振り回されるの向いてるし。

ただ、このドラマ。シーズン1から気になるのが一点。0.1%しかない無罪の案件が、こうも頻繁にこの事務所に来るのかっていう話よ。しかも今回は殺人事件だし、全シリーズもなかなか大きめの事件ばかりだったと記憶。凶悪な事件になればなるほど、冤罪の確率は減るだろうし、刑事たちだって必死に捜査はしていると思うんだけどなー。まだ一話見ただけで何とも言えないけど、松本潤が必死に証拠をフラットな立場から検証し直した結果、結局検察があげてきた主張と全く同じ、かつ、新証拠も全く出ませんみたいな展開があるとバランスが取れておもしろんだけどね。むしろ比重がそちらの方が自然だと思う。そうした上で、いかにドラマを面白いものに仕立て上げることができるのかが作家や演者の力量ってとこなんじゃないかなあ。

そして、今週のドラマ。まあ、何事もフラットに見ていかないとねっていう紹介的な一話だったとは思うけど、警察と検察何してんの?って感じだった。都内のオフィスビルならいくらでも防犯カメラがあるだろうし、そこに行くまでの経路のどこかで写ってるでしょ、この犯人とお父さん。あんな噴水の音とかいう微妙な証拠でおおおーみたいな驚きの展開に持って行かなくて、もっと決定的なもの見つけられなかったのかなあ。9時過ぎにオフィスをでて、9時半に相手の事務所。つまり30分も歩くわけ。まあはっきり言って都内で30分歩くっていうのが不自然なので、おそらく電車に乗ってるよね。うーん。甘いよねえ、作りが。

カメラワークの無駄なカットの多さは健在。面白いけどね。面白いし、テンポを足す意味でも良いかもしれないけど、多様のし過ぎは毒だよ。ドラマはアートじゃないんだから、脚本と演技で見せてよ。

今回はシーズン1でも微妙に触れられていた事件の真相に迫っていくことがテーマとしてありそうなのでそちらに期待してみていきたいとおもっております。

ではまた。

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