【ドラマ感想】「嘘の戦争」第10話(最終回)2017年3月14日放送分(草彅剛・市村正親・水原希子・藤木直人・山本美月他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→嘘の戦争第9話感想

■ドラマ感想
 まあ、さすがに楓ちゃんは録画か別の場所の映像かとは思っていたので、それほど、驚きはなかったけど、晃さんが仕込みだったのは騙されちゃったね。ただ、あの崖から飛び降りたら、たぶん岸壁に当たって死ぬと思うけどねw
 結局、興三は謎のネット配信で疑惑だけ残したけど、刑事事件にはもうできないし、警察としてのメンツもあるので、再捜査が起こるわけもない。警察が一企業に買収されて事件を隠蔽されたなんて事実が明らかになったらそれこそ、大炎上ものだからね。今の世の中炎上しやすいと同時に忘れ去られやすいものだから。たしかに、一度ネットに出回ったものは消えることはないって言うけど、一般の人の目にはすぐに触れられなくなってしまうものだからなね。自分も過去に話題になった事件をどうなったのか調べたいなと思っても、なかなか見つからなかったりするし。もちろん、わかる人はわかるんだろうけど。ほら、芸能人の通っている高校とか簡単にわかりそうなものなのに、意外と見つけられないからね、ネットって。知っていたとしても、それをネット上に上げることのリスクをわかっている人が多くなってきたのかな。そういえば、最近の中高生は大事なことはラインでは話さないんだって。スクショ取られてさらされる可能性があるから直接話すんだと。なんかもう、一周まわってセキュリティ意識かなり高まっているね。もう、私たちついていけなくなっちゃうよ。
 で、物語としては、父親との確執もきっとあれで、なんだかんだとれて(楓ちゃんもあそこまで、自分のために泣いてくれた父親を見れば多少許す気持ちも芽生えたでしょう)、3兄弟はまた仲良しに。浩一は結局詐欺師に戻ったけど、そこは、もう足を洗ってもいいんじゃないかなと思いますwっていうか楓ちゃんとなんだかんだくっついてほしかったよ~。
思いのほか、草彅君の演技力がいい味を出す佳作ドラマでした。

■あらすじ(公式HPより)
 30年前、一家心中に見せかけて家族を殺された天才詐欺師の浩一(草彅剛)は、タイで当時の実行犯と再会。眠っていた怒りがよみがえり、殺された家族の復讐(ふくしゅう)のため、事件関係者を次々に破滅させる。やがて、事件の首謀者がニシナコーポレーションの会長である興三(市村正親)だと知った浩一は、巧みなウソで長男の晃(安田顕)に近づき、娘の楓(山本美月)と結婚の約束をする。一方、興三の跡を継いだ次男の隆(藤木直人)は警戒、浩一が30年前に唯一生き残った千葉陽一だと突き止める。
 正体を明らかにした浩一は、興三が30年前の罪を告白した録音テープを公開しない代わりに謝罪会見を開くよう要求。しかし、興三が会見の席で口にしたのは謝罪ではなく、浩一に受けた脅迫や一連の詐欺行為についてだった。
返り討ちにあい、怒りに震える浩一は、例の録音テープを公表しようとするが、データはすでに、隆に寝返った百田(マギー)とカズキ(菊池風磨)によって削除されていた。さらに興三の訴えによって、浩一は警察に追われる羽目に――。
 二科家の反撃と仲間の裏切りによって絶体絶命のピンチに陥った浩一だが、いかに興三にざんげをさせるかと、さらなる復讐に燃えていた。一転して浩一は30年前のOL殺人事件を隠ぺいした“新たな証拠と証人が見つかった”と隆に電話をする。「ダマされたら、ダマし返す。詐欺師は詐欺師らしいやり方で…30年前を終わらせる」と笑みを浮かべて話す浩一を心配するハルカ(水原希子)と守(大杉漣)、果たして浩一が仕掛ける大がかりな新しいワナとは?果たして浩一は30年前の悪夢から解き放たれるのか?――天才詐欺師が見た、復讐劇の結末はいかに!?

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