【ドラマ感想】「東京タラレバ娘」第1話2017年1月18日放送分(吉高由里子・榮倉奈々・大島優子・坂口健太郎・鈴木亮平他)【あらすじ・ネタバレあり】


tarareba1

その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧

■ドラマ感想
 原作漫画が大好き過ぎるが上に、このドラマは見るのが怖かった。そして観終わっての感想はねえ、、まあまあ。
事前に予想していた気になるだろうなっていう部分がやはり、気になった。まず榮倉奈々が背高すぎ、きれいすぎ、大島優子小さすぎ、色気なし、鈴木亮平たくましすぎ。役者だとこんな感じ。背丈のバランスで言えば大島優子の役が背の高いもっとぱりっとした女優さんに演じてほしかったんだよねえ。榮倉奈々はできるだけ目立たないよう撮影してるんだろうなとは思うけど、さすがに道で並んで歩くシーンはなんとも。
 ただねえ、それより気になったのが、この漫画の胆である、年齢設定だよ。33歳っていうのが大切だった。連載開始当初は33歳で東京オリンピックが開催される2020年には40歳になってしまうという事実が独身でいることの恐怖感を煽っていたのに、なんだか全体的に若くなっちゃったし、ついでに、リアルタイムの話になっているから、東京オリンピックまで3年になってしまった。(逆にオリンピックまで3年しかないという事実に、東京タラレバ娘をリアルタイムで読んでいた人たちの衝撃は激しかったと思う。かくいう自分をダメージを負った。)
ほら、30歳だと、まだ焦らなくても大丈夫感があるよねえ。
 あとはやはり、マンガの演出が秀逸なのでそこがドラマでは表現しきれていないのがなんとも。鈴木亮平からの告白を期待した吉高が実はただの恋愛相談だったという衝撃のシーンは漫画内ではそれはもう恐ろしいほどの衝撃描写だったのだが、ドラマでは雷がドカーンというもの。もちろんCGを使って頑張っている感は凄く伝わってきて、それなりに迫力はあったのだが、原作を読んでいる者からすると、物足りない。ここはハリウッド映画並みのCGが欲しかった。そのほかにも何点かそういう演出がねえ。惜しい。
 そして、ゴールデンのドラマだからなのか、色々とマイルドなってしまっている箇所が。特にまみちゃんの年齢は10代だからインパクトがあるので22だと微妙。しかも高校生の彼氏とは別れて鈴木亮平と付き合うってことにドラマではなっていたけど、あくまで、高校生とは付き合ったまま、とりあえず、鈴木亮平とも付き合うという行動に若さとパワーがにじみ出ていたのに、高校生とは別れて鈴木と付き合ったらそれはもう、普通の交際だし。しかも、鈴木、お金持ってそうだし、指輪くれるっていうし、っていう部分もドラマではカットされてて、昨今の不倫悪の世情を反映してしまったのかなあと。ついでに相席居酒屋が、相席フレンチになってしまっているのも。。。そこはあえて居酒屋にしとけばいいのでは?なぜおしゃれ感を出してきた?しかもここは原作通り、婚活パーティーの方がよかったのでは?(相席居酒屋は原作の後半でトライしている)
 とまあ色々言っては見たものの、吉高ちゃんのハチャメチャ感はある意味新しい倫子を作り上げていると思うし、KEY役の坂口健太郎もなかなかの雰囲気出しているのでこの二人が上手いこと機能していけば面白いドラマに仕上がるのではないでしょうか?とりあえず、来週は見る!!
 

 

■あらすじ(公式hpより)

 倫子(吉高由里子)は、30歳・独身・彼氏ナシの売れない脚本家。 高校時代からの親友でネイリストの香(榮倉奈々)、居酒屋の看板娘・小雪(大島優子)と、 日々、“女子会”と称して集まっては好き勝手言い合いながら酒を飲むのが一番の楽しみだ。
ある日、倫子はドラマ制作会社の早坂(鈴木亮平)から「大事な話がある」と食事に誘われる。 8年前、ADでまだまだダサかった早坂に告白され、フッたことのある倫子だったが、今や早坂は立派なプロデューサー。
香と小雪は、「告白どころか今回はプロポーズされるのでは?」と煽り、倫子もまんざらでもなく感じていた。だが、そんな倫子たちの前に金髪のイケメン・KEY(坂口健太郎)が現れる。
KEYは、タラレバ話ばかり繰り広げる倫子たちに対し、何の根拠もないタラレバ話で盛り上がる「タラレバ女!」と言い放つ……!
翌週の感想はこちら→東京タラレバ娘第2話感想

 
にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村


You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>