【ドラマ感想】「スーパーサラリーマン佐江内氏」第1話2017年1月14日放送分(堤真一・小泉今日子・島崎遥香・ムロツヨシ他)【あらすじ・ネタバレあり】


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公式HPより

その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧

■ドラマ感想
 えー、率直な感想を言いますと、土曜9時レベルのドラマに仕上がっていない。福田雄一は割と好きだよ。いや、結構好きだよこういう感じのギャグセンス。ただねえ。少し飽きてきたっていうのはあるかもしれない。そしてそれ以前にこのテイストをこの時間帯にやるかなあっていうのが前面に出てくる。深夜の30分ぐらいのドラマならいいけど、こんな感じで1時間はちょっときついし、ちょっと寒い。そもそも福田雄一のこれが面白いでしょっていうテイストを押し付けられている気がして、逆に面白くない。すべてがやりすぎで空回りしている感じ。ムロツヨシと、佐藤二郎まで登場させるのであれば、他のキャラクター達には普通に演技をさせて良かったんではなかろうか。堤真一は一番普通に演じてたかなあ。小泉今日子もまずまず。それ以外がねえ。いらない。もしくはムロと佐藤を外せばバランスが取れてた。ムロ佐藤インの他の役者もインだとギャグがくどすぎる。特に賀来賢人と中村倫也。面白いんだけどね。面白いとうざいの絶妙なバランスがあとちょっとのところでとれていない。そんな感じ。これが初回だけなのか、今後も続くのかは見ていかないとわからないわけだけど、このバランスだと視聴を続けるのは厳しいかもしれない。福田雄一もいまや売れっ子だけど、すべてにこのテイスト組み込まないと気が済まない性格だと、一気に干されるんじゃないかなあと思う。この前のヨシヒコもパワー不足感はあったけど、今回はパワー不足というよりはマンネリ及び、マンネリを打破しようとして力を入れ過ぎた結果バランスが崩れてしまったという感じで駄作の烙印を押されてしまう予感がよぎる。
 そして、最も最低だと思ったのが、エンディングだよね。ドラマ内の恋ダンスは楽しかったけど、エンディングで恋ダンスの2番煎じをやるための布石だったとは思わなかったよ。あれは、あくまでキャッチーな楽曲でガッキーがゆるゆると踊るからこそ楽しくヒットしたわけで。それをなぜ、EXILEでやった。。。(正確には三代目J soul brothersだけど)しかも、無駄に大がかりな撮影、エキストラまで動員してしまい滑ってる感に拍車をかけ、尚且つ、ダンスの振りが分かりづらい。実際のダンスのしやすさは恋ダンスよりも楽なのかも知れないけど(恋ダンス意外とムズイ)、そもそもEXILE系のダンスは趣味が悪いんでねえ。あ、ハイレベルでカッコいい部分もあるんだけど、それをみんなも踊れるレベルに落とし込むと、一気にダサくなる。恋ダンスみたいに可愛くはならない。いったい誰がこんなダサい企画OKしたんだろうか。エイベックスがごり押しして決まったのだろうか。真相はわからないが、このエンディングで、このドラマが失敗作だという決定打を打った感じだ。
 
 
■あらすじ(公式HPより)
 左江内(堤真一)は、藤子建設営業3課の係長。彼は責任を取るのが大の苦手で、部下にあきれられる始末。家庭では妻の円子(小泉今日子)に逆らえず、二人の子供・はね子(島崎遥香)、もや夫(横山歩)にも舐められていた。

 ある日、左江内は、見知らぬ老人(笹野高史)から「スーパーヒーローにならないか?」と声を掛けられる。意味の分からない呼びかけを無視しようとする左江内に、つきまとう老人。まもなく、彼は空を飛んで去っていく。「ええええ!? ウソでしょー!」それを見た左江内は驚愕。老人は翌日も左江内の前に現れ「サラリーマンのついでにスーパーヒーロー、名付けてスーパーサラリーマン!」と、しつこく勧めてくる。
そんな中、左江内は円子から「はね子がお弁当忘れたから届けてくれない?」と言われる。しかし、大事な会議が30分後に迫り、とても家に戻ってはね子の学校まで弁当を届ける時間などない。とはいえ、円子の頼みを無視できない。板挟みになった左江内は、遂に老人からスーパースーツを借りることに。
 
左江内はスーパースーツを着て、ひとっ飛び!弁当を取りに帰り、はね子の学校に弁当を届け、会議に出席することに成功する。家庭の平和も保たれ、左江内は一安心。左江内がスーツを老人に返そうとすると、彼の姿は見当たらない。左江内は仕方なく、しばらくスーツを持っておくことに。
その後、左江内の耳には、誰かが助けを求める声が超音波のように聞こえてくるようになる。生真面目な左江内は助けを求める声に従い、スーパースーツを着て事件を解決するように。しかしスーパースーツには、人々の記憶を忘れさせる仕組みがついていて、どんなに事件を解決しても、左江内の活躍は人々の記憶に残らず、刑事の小池(ムロツヨシ)らの手柄になってしまうのであった…。
 人助けを続けるうち、責任の重さを感じて、やめようと決意する左江内。「俺はヒーローの器じゃないんだ!」と彼は、スーパースーツも手放す。そんな中、はね子の学校に男が立てこもり、はね子たち生徒が人質にされてしまう…。
翌週の感想はこちら→スーパーサラリーマン佐江内第2話感想

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