【ドラマ感想】嘘の戦争初回第1話2017年1月10日放送分(草彅剛・市村正親・水原希子・藤木直人・山本美月他)【あらすじ・ネタバレあり】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧

■ドラマ感想
 てっきり、詐欺バトルを仕掛けてなんだかんだ悪をやっつける一話完結系の話かと思ったら、全編通して罠を仕掛け続ける壮大系の詐欺ドラマだった。これは嬉しい誤算。一話完結ものってどうしてもこじんまりとまとまってしまうので、こういう全編を通したストーリー物のサスペンスの方が好き。
 何が良かったって、思っていた以上にシリアスにまとめていたところ。草彅君主演だしちょっとギャグ要素も入るのかなあと思ったら、そんな部分もなく淡々と。背負っている背景も家族が全員刺殺とハード。そして、キャラクターたちが、嘘に鈍感系と鋭い系に二分されているのがちょっとあからさまな気もするけど、わかりやすくて、登場人物の多い連ドラとしてはなかなかナイス。ただ、もうすでに気になるのが大杉連。彼も医者だったんでしょ?もうさ、黒幕オーラぷんぷんだよね。大杉連がただのいい人で草彅の味方のまま終わるとは思えない。まあ味方なのかもしれないけど、それは罪滅ぼしという意味で、あの事件にはがっつり関与してると思うなあ。草彅剛が30年だまされ続けた、最悪の嘘つきが大杉連みたいなね。どうなんでしょう。
 今週の展開としては色々な人物設定や立場を披露といった感じで特に述べることはないかなあ。相手の信用を得るためにはそれ相応のリスクを背負うことが必要っていうのは、最初のゴーゴーバーで、ジャブのように紹介しておいての最後刺されるっていう展開で示した感じね。だます対象の大きさに大じてリスクも大きくなるよという持って行き方はそれなりに綺麗だったと思う。
 今週のヒロイン対決はとりあえず、水原希子ちゃんに軍配。あなた宗教団体の教祖さまになれるよ。

■あらすじ(公式HPより)
草彅剛、主演。復讐シリーズ、第2弾!
親の仇、胸に…。詐欺師となって復讐の鬼と化す!!
母と弟を殺し、自ら無理心中した父――けれどそれは、仕組まれた殺人事件だった!?

犯人の顔を見てしまった9歳の主人公・浩一(草彅剛)は、警察に「犯人は父ではない、真犯人の顔を見た」と繰り返し証言するが、信じてもらえない。それどころか、“嘘つき”と呼ばれ、親戚からも奇異な目で見られることに…。
やがて浩一は呼び名の通り、巧みな嘘つきに成長。タイに渡り、名前を変えて、偽の経歴を手に入れて、たぐい稀なる詐欺師になった浩一は、偶然にも記憶の中の真犯人“あざのある男”と再会。30年間眠っていた“怒り”という感情がよみがえり、復讐することを誓い、ついに日本に戻ってくる。そうして事件当夜について調べていると、事件関係者たちが次々に浮上していく。30年の時を経て、その事実を知った浩一は、詐欺師ならではの手法で、その事件関係者たちに罠を仕掛けていく。

さらに浩一は、事件関係者たちのスキャンダルや犯罪者としての顔も暴き、社会的に抹殺しようとする、しかしそれを阻もうとする大企業の会長・二科興三(市村正親)や次男・隆(藤木直人)、長男・晃(安田顕)との間で熾烈な攻防戦が繰り広げられていく…。こうして浩一の壮絶な復讐劇が始まっていくが、最終的に浩一は復讐を果たすことが出来るのか――?!
その一方で、相棒的な女性詐欺師・ハルカ(水原希子)、さらに、二科家の長女の女医・楓(山本美月)が登場。浩一を巡る三角関係、複雑な愛憎劇も巻き起こる――。
鮮やかな“ダマし”で積年の恨みを晴らす爽快な復讐劇、運命を惑わす禁断の三角関係などを、ときにはシリアスに、ときにはユーモラスに描き、先が気になるスリリングな展開で魅了する痛快エンターテインメント!
翌週の感想はこちら→嘘の戦争第2話感想

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