【恋ダンス】逃げるは恥だが役に立つ第11話(最終回)12月20日放送分!【ドラマ感想】(新垣結衣・星野源・大谷亮平ほか)【あらすじネタバレ視聴率】


nigehaji11
その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→逃げるは恥だが役に立つ第10話感想

■あらすじ(公式HPより)
みくり(新垣結衣)へ突然プロポーズをした津崎(星野源)。しかし、その行動に津崎のリストラが影響していることを知ったみくりは複雑な気持ちでいた。 また、親友の安恵(真野恵里菜)の誘いで副業をはじめたことにより、次第に本職である主婦の仕事が手につかなくなってしまったみくり。心の余裕の無さから、優しい気遣いを見せる津崎にもきつくあたってしまう。
 一方、17歳の年の差がある百合(石田ゆり子)に対して、自分の本当の気持ちを伝えた風見(大谷亮平)。その告白を受け、戸惑いを隠せない百合はあることを心に決める。
 夫=雇用主、妻=従業員の、仕事としての結婚からはじまった2人の夫婦生活。 ハグをして、恋人になり、近づいては離れるもどかしい関係が続いたが、果たして、2人が最後に下す決断とは…?

■ドラマ感想
 毎週楽しみにしていた逃げ恥もついに最終回を迎えてしまった。で、その最終回はどういう方向に向かうのかと思ったら、なんと、「夫婦のカタチって無限大だよね」というエンド。
 契約結婚という不思議な形でスタートした二人の夫婦生活が、ともに生活していくうちに心を開いて、ハグをして、恋をして、ケンカして、話し合って、共に生きていく決意をした。そして、その進むべき形はまだ何も決まっておらず、、しかし、共に生きていくことだけはお互いの共通意志で、つまりは、どんな障害があっても、ともに最適なカタチを見つけ出しで乗り越えていきましょう、世間の決まりきった価値観や、考え方に縛られることなく、自分たちらしく、自由に、最適だと思えるカタチで生きていましょうということ。
 ハッピーエンドというよりは、幸せエンドでした。何かを押し付けるのではなく、こんな夫婦、あってもいいじゃない?こんな生き方あってもいいんじゃない?という何も押し付けることのない、優しくて微笑ましくなる良いドラマでした。

 っていうのが本筋の感想で、ちょっと余談的な感想も。いやあ、百合ちゃんの部下がゲイだっていうのがまず驚きだし、その相手が沼田(古田新太)さんっていうのも驚き。いや、終盤で部下のハンドルネームが「YURI」だって言われて、相手が沼田ってわかった後のライン画面(的なアプリ)みて思ったのが、そういえばこの人ちょいちょいユリさんとラインしてた!てっきり石田ゆり子の方かと思ってたら、こっちだったんだ!この部下に相談してたんだ!みたいな。でもさあ、このイケメン部下、いくら気が合うからって、沼田さんでいいの?ゲイ業界美化しすぎじゃない?ゲイの世界は顔面至上主義的なところあるからね。そして、顔出ししない人間とゲイアプリでつながることはまずないから。いわゆる、オネエとかテンプレ感のないゲイがドラマにさらっと登場してきたことには社会の同性愛に対する考え方も進歩してきたなとは思うけど、まだまだ美化しているというか、現実をみれていないなとは思う。そして、部下のもう一人のかわいこちゃんは突然のカミングアウト大丈夫だったのかしら?だって、この部下コンビちょっといい感じになる予感もあったでしょ。多少なりともいいなと思っていた相手のゲイ告白はちょっとショックを受けるような。。。
 そして、百合ちゃんと風見も付き合うことに。年下っていうのはやっぱり不安だし、戸惑うよ。そして百合ちゃんとポジティブモンスターのバトルシーンでの百合ちゃんのセリフ。あなたがバカにしてる50歳にあなたもこれからなっていく未来が待っているって悲しくない?みたいなやつ。若さ至上主義。そんな呪いから逃げてしまいなさいっていうのはすごく共感できるし、そうあった方が、世の中はしあわせになれる人たちが出てくるのかもしれないけど、やはり、若さに価値があるというのはどうしたって、逃げられない事実でもあるんだよね。もちろん、歳を重ねることによって出てくる価値っていうのもあって、うまく、折り合いをつけるべきものだとは思うけどね。
 という風に、最終回で、色々な夫婦のカタチがあるんだよと優しく提案すると同時に恋愛のカタチも生きるカタチも人それぞれ、どれを選択するのも自由だし、どれを選択しても幸せになれる方法はきっとあるよと言われているように思えるドラマでした。今期のナンバーワンです!
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