【ドラマ感想】メディカルチームレディダヴィンチの診断第9話感想12月6日放送分(吉田羊主演・相武紗季・伊藤蘭)【あらすじ】


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その他のドラマの感想はこちら→連続ドラマ感想一覧
先週の感想はこちら→レディダヴィンチの診断第8話感想

■あらすじ(公式HPより)
 将来を有望視されている天才ピアノ少女・藤原ひかり(根岸姫奈)が、コンクールに出場した直後に意識を失い、けいれんを起こして運ばれてくる。病名が分からず解析診断部で受け入れることになり、ひかりと対面した志帆(吉田 羊)は、彼女と以前に会ったことがあるような気がするが、思い出せない。
 翌日、ひかりが一カ月ほど前から、度々意識を失っていたことを知った志帆。ピアノ講師によると、その頃からフルートの練習を始めたという。
 そんななか、お茶を飲んでいたひかりが突然胸を押さえて苦しみ出し、その処置中、志帆はひかりの背中に見覚えのある傷痕を発見。目の前にいる少女が誰なのか気付き、唖然とする。
 心臓を詳しく調べた結果、ひかりは狭心症を発症していることが判明。意識消失とけいれんもモヤモヤ病によるものだと分かり、どちらの病気も発症のきっかけは過換気だった。狭心症は投薬治療で改善が見込めるものの、モヤモヤ病は脳外科手術が必要。
 オペの執刀医は雪野(相武紗季)になると誰もが思った瞬間、「私がやる」と名乗りをあげたのは、志帆だった。「どうしても私の手で、ひかりちゃんを助けたい」という言葉に葉子(伊藤 蘭)は執刀を許可するが、雪野はいつもと違う志帆の様子が気になる。その真意を尋ねる雪野に、志帆は2年前に起きた爆発事件の現場に、自分たち親子とひかりがいたと話し出す。
 ――2年前、爆発事件に巻き込まれた志帆は、ケガをした真央の治療をしようとするが、真央は、少し離れたところで倒れているひかりを先に診てほしいと懇願。その願いを聞き入れた志帆は、重傷を負ったひかりを処置して救急隊の元へと運ぶが、次の瞬間、真央が倒れているあたりで二度目の爆発が起き、真央は帰らぬ人になってしまう。
 ひかりの命は真央がつないだものだと信じる志帆は、真央の死を無駄にしないためにも、自分がオペを執刀し、ひかりを助けたいと考えていた。雪野以外にその理由を知る者はいなかったが、志帆の覚悟を感じ取った葉子と北畠(高橋克典)は、何かあったら自分が責任を取ると宣言し、志帆の執刀をサポートすることに。
 迎えた手術当日、病院ではオペの準備が着々と進み、あとは執刀医である志帆の到着を待つばかり。しかし、肝心の志帆が現れず、綾香(吉岡里帆)や雪野は一抹の不安を覚える。その頃志帆は、突然頭痛に襲われ、意識を失ったまま自宅で倒れていて……!?

■ドラマ感想
 ストーリーはあらすじが完璧なので、いうことないんだけど、今週の見どころは子供の死を目の当たりにした、吉田羊の演技ね。すごい。悲痛な思いがひしひしと伝わって来て、観ている方が本当に辛い気持ちになった。民法のドラマを見ていて、ここまでの感情になったのは初めてだったかもしれない。感動して涙するっていうことはあっても、辛さを共有して胸が詰まるような思いになったことはなかった。それほどまでに吉田羊の演技が鬼気迫ってた。映画ならまだしも、民法のドラマでここまでの迫力を出せるっていうのはさすが。今週で一気に吉田羊に対する評価が上がった。
 でも、吉田羊は子供の幻覚をわかりながら見ているわけだけど、確かに、ああいう自分の判断によって子供を死なせてしまったと思ってもしょうがない状況にあってしまった以上、そういう幻覚でも見ていないと自分の精神状態を維持することなんてできなかったのかもしれない。っていうかできないよ。それも、医者という、死を間近で感じることができてしまう職についているのならなおのこと。今回の急な頭痛は今までバランスをギリギリのところで保っていたのに、あの時の少女の登場で一気に崩れてしまった負荷がおそったせいだろうね。
翌週の感想はこちら→レディダヴィンチの診断第10話(最終回)感想
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