週刊少年ジャンプ42号感想(2016年9月17日発売号)こち亀40周年&最終回記念号!


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今週は3連休のなので土曜日発売!ついにこち亀が最終回を迎えました。表紙やポスターは連載作家人が書いた両さんであふれています。さらに本編にもすべての漫画に両さんのまゆげが登場していて、ちょっと楽しいです。ただ、マンガによってはえ!?そこ!?みたいのもw

こち亀
 感動的なエピソードで締めるのかなと思ったら、まさかのギャグ。しかも漫画であること登場人物たちが意識してる感じの(あれこってなんていうんだっけ?パロディじゃなくてなんだ?ど忘れ(+_+))。これ読んでみて、秋元さんは良識人のように見えてかなり無茶苦茶なひとなんじゃないかなあと思う次第だね。こち亀増刊の日暮の回はコミックには収録されないとか、最終回はコミックとオチが違ってるとか最後まで商魂たくまして好きです。っていうか、増刊の話が収録されない理由が大増仕様過ぎて限界だとか。じゃあ201巻だせよって話ですが、意地でも200巻で終わらせたかったんだね。っていうかそもそも190巻から増量仕様になってるけど値段も高くなってるからね!大してお得じゃないからね!増量して値段据え置きが増量の基本だから!
まあ、たまに読むと面白かったり、こち亀が後ろにあると連載陣の質が高いとか言われたり、いざ無くなるっていうと寂しくも思うけど、まあ良かったんじゃないですかね。お疲れ様でした。
お疲れさまと言いつつ、地味に別の漫画を他誌で掲載する企画が発表されたりしてたんで、しばらくは忙しいのかな。最強ジャンプではセレクション連載が始まるっていうし、何もしなくてもすごい年収なんだろうなあ。40年頑張ったからこその年金みたいなものか。

ワンピース
 表紙とタイトルで両さんトリビュート。内容はワンピとして久しぶりに良かった。ワンピースは割と一方的な価値観を押し付けようとするけど、今回はサンジの主張を理解したうえで否定し、王族としての価値観を新たに提示して、どちらが正しいということではなく、お互い歩み寄ることはできないという部分の強調でまとめた部分が評価できる。そして女性の少ないジェルマにおいてなぜ料理長が女性だったのかという疑問は置いといて、(あ、男性はみんな戦闘員か)もし料理長が男性だった場合、果たしてサンジは同じ対応をしたのかっていうね。サンジの女性至上主義の差別観念も相当屈折したものだと思うけどね。

ブラッククローバー

 そうか、アスタ様は魔法無効化の玉だと思えばいいのか。どんな結界や厄介な魔法にもとりあえずアスタ様をぶつければ万事解決っていうね。相手からしたらたまったもんじゃないな。

以下2016/09/17追記

僕のヒーローアカデミア
 肉倉精児の個性怖すぎ。何、精肉って。他人の肉体を丸くするだけって、それだけ十分強力過ぎだし、ヒーローになる以外活用の道無くない?とりあえず、セロくんのテープを上から落としただけで、なぜみんな行動不能になるのかがわからない。それほどまでに協力粘着なのか!?両さんまゆげは峰田君でした。

火ノ丸相撲
 久世くんの勝利ね。正式ライバルはやはりこっちということか。そんなことより、大貧民やってる、火ノ丸くんかわいい。普通に高校生なんだなって思えていいよね。そしてさりげなくチヒロが可愛そうなレスリング部時代の話を。。。部長もストレートに「嫌われたもんね」とかいってやらないでよ。こちらは両さんまゆげを出すのが難しかったらしく、そのまま両さん出てました。

以下2016/09/18追記

レッドスプライト
 いやあ、どうしてこう、帝国的な勢力にはクズな人間が集まっているんでしょうねえ。まあこれだけ割り切れる性格の人間がトップにいるからこそ、独裁国家が成立するので、必然といやあ必然ですが。
それにしても、こういう飛空船の戦いは致命傷を負ったら即墜落、全員死亡という恐怖が隣り合わせなので、緊迫感が凄い。これをどう展開させるかで、この漫画の未来が決まるでしょう。

斉木楠雄のサイ難

 ここまで完璧にこち亀をオマージュできるのはギャグマンガだからこそ。まゆげも堂々とね。

ワールドトリガー

 ストーリー漫画にしては堂々かつ巧みにまゆげを登場させたのではないかなとw。読者の印象には残りつつ、かといってそこまで話を邪魔しない配置がよかった。バトルは空閑君がもう少し生駒くんと良いバトルを展開してくれることを期待していただけにやや肩透かし。今回のバトルの主眼はもう一人強力なアタッカーがやっぱり必要だよねと言わせることだったのかとヒューズの登場を見て思わされた。

銀魂
 銀魂はこち亀ネタを盛り込みたかったはずだが、話の展開的にさすがにそれを許すことはできなかった模様。ちょっとかわいそう。完全にバトルバトルだったからね。一応まゆげは登場させたけど、それも、アシスタントが書いたただやられているだけのモブキャラにわかりづらくさらっとだし、ちょっとどうなのかなあ。残念。展開の方は色々絶体絶命です。

約束のネバーランド
 大人が二人になったことにより、守りが鉄壁になったと思いきや、それが裏目に出るという展開か。身内の裏切りというのが、どんな時代の戦いにおいても致命傷になりますからね。戦国時代の武将たちの間はだからこそ、男色が流行ったと言われているし。そういったさらに深い関係を持つことで、お互いに絶対の裏切りがないこと忠誠させると。両さんまゆげですが、この使い方はなんかちょっと違うと思うw苦肉の策だとは思うけどw
っていうか本編の展開としてはやはりどう考えても全員で脱出は不可能すぎて、どう答えてくるのかが見もの。期待しているんだけど、のんびりやってると打ち切られるのでそれは勘弁していただきたい。
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鬼滅の刃
 敵は母息子のシンプルな関係かと思ったらそうでもない模様。父とは普通に父なのか?母でも十分強いんですけど。もぶっぽい鬼殺隊の面々を一応格は保ったかな。炭治郎たちは出会ってそうそう、隊員から大まかな相手の能力を聞けたからこその立ち回り感があるからね。全くの事前情報なしに急に操りだされたら初手で大部分が壊滅するのはやむ負えない。まゆげは発見できず。これって、無理やり入れてる漫画とそうでないのがあって、担当編集の伝え方次第だったのかな?意地でも入れろってスタンスと、まあ、ストーリー漫画はしゃあないみたいなスタンスで別れたのかと。たぶん、本誌を読んで、無理にでも入れておけばよかったと後悔する作家が出そうです。

トリコ

 今回の両さんまゆげ大賞はトリコです。たぶん相当秋元先生に対するリスペクトがあったんだろうね。色々問題もあった作者なので、その時助けてもらったりしたのかな。だってそこにいれるか!?って感じの場所に堂々と入ってるからね。コミックスで直すきなのかな。だって、このシーンってある意味、悟空がクリリンを殺され、スーパーサイヤ人に変身する過程のような場所だよ!?もうびっくり。
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そんな感じでまた来週~
両さん、なんだかんだ批判ばっかしてたけど、結構楽しんでました、ありがとう。


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